パンプキン・シザーズ 第09話「朝霧の女」

今回はなかなか・・・。

なんかオレルドが主役なのかっていう気もしないではない最近ですが、定番の「過去を引きずる女」ネタをきっちり見せてくれました。帰ってこない男のことを「忘れちまえ」から「死を認識させる」へと向かう流れが綺麗で、うまいなーとか思ってしまいました。死んだ男が成仏できていないとすれば、思いを残しているのは自分自身ではなくハンナの方だったんだなあ・・・。
オーランドの「戦争は終わってない」というのが戦災復興にもかかっていたりするのかな。戦争の中に残してきた思いがある。それに決着をつけるためにも戦争を終わらせないといけないということでしょうか。
ラストで死んだ恋人が出てきたりしたらずっこけるところでしたが、今回の場合は余韻を残すラストが合ってたような気がします。