あさっての方向。 第02話「すれちがい」

・・・ダメだ。このアニメくらいはちゃんと感想書こうと思ったのだけど。かわいい女の子に丁寧な感情描写。こんなに感想意欲を掻き立てられるアニメもないはずなのに。

まあいいや。とにかく見たからには何か書かねば。「ヒロ兄に負担をかけないように、大人になりたい」というからだちゃん。そんなからだちゃんの明確な願いを通して、心を閉ざした椒子さんの深層を合わせ鏡のように映し出そうってことなのかな。ここで1話の徹底した対比が効いてくるわけだよね。

ただ、願いがかなったはずなのに「私じゃない」というからだちゃんが気になるところです。からだちゃんので「大人になる」とは身体が*1大人になるという意味じゃなかった、ということ?「大人になりたい」「大人扱いされたくない」という思考自体が子供だっていう皮肉の暗喩?

ベタに考えれば表面上だけ大人になっても仕方がない・・・という話だと思うけど、果たしてどうなることやら。

追記

このアニメのすごいところは、普通ギャグマンガの1エピソードにしか過ぎない、もしくはミンキーモモみたいな魔法少女のネタにしか過ぎない変身ネタを、リアルな芝居でやってみせようっていうとこだと思います。そこに乗れるかどうかがポイントなんじゃないかなあ。

*1:しゃれではない・・・