アニマル横町 第101話「どき☆どき 扉が消える日!? の巻」最終回「どき☆どき 最終回 の巻」

未来へと続く扉。

アニマル横町というアニメを象徴する「扉」というモチーフを象徴的に使ったラストシーン。世界を閉じるのではなく、世界を開く物語。一方で緩やかなモラトリアムを承認しつつ、それでも少しずつ世界は変わっていくというメッセージが込められた、いい最終回でした。

・・・というわけで、いつもと違う雰囲気の感想を書いてみたりするわけですが。

Aパート。扉が増えるというネタから、懐かしい過去を思い出させる総集編へと持っていく構成はお見事。作画は微妙ながらも、今までのエピソードを思い出しつつ感慨に浸るのでした。
Bパート。Aパートの引きからいきなりオチがついたのにはびびった。ケンタだけ帰れない・・・ってこともないのね。むむ。で、本当の最終回は、最終回について考えると言うアニ横らしいメタネタ。「通勤電車の中で・・・」のネタがここで出てくるとは!「いくらあたしでも、千年も生きてるわけないじゃない」・・・いくらあたしでもって。俺的にはイッサの最終回がいいなあ。
で、ラストシーンですよ。これは最終回らしい盛り上がり。わー、ほんとに終わっちゃうんだ・・・。今回はただの最終回ネタで、次回はまた何事もなく始まるんだよね?んで「前回最終回じゃねーのかよww」とか感想で突っ込むんだよね?ね?

総感

・・・寂しい。