となグラ! 第12話「勇治への手紙と十年前の記憶」
香月はヘアバンドして寝るのか。きっと髪と一体化してるに違いない。
さて今回。香月は勇治の本当の姿を認識し、物語は最終回へと進んでいくと。
いやー、まさかエッチな勇治の姿すらミスリードとは思わなかった。確かに「昔の勇治」の姿は今まで香月視点でしか語られず*1、「そーじゃねーだろ香月」的な軽いミスリード*2は伏線として仕込まれてはいたのですが。
そっか、昔から勇治はエロかったのかー。とすると今まで考えていた「時間を止めてしまった香月」と「時間を進めすぎてしまった勇治」という対比が根底から崩れることになってしまうなあ。進まないことも、進みすぎることも絶対値としては同じで、そこからあるべき位置に近づくことを「成長」として・・・なんて考えていたのに!
しかしこうなると、香月は変わることを求められているのに、勇治は変わらないことを求められているっていう対比が出てくるわけですが。これは単純にこのアニメが「香月の物語」として語られているからなのでしょう。確かに1クールという短い時間を考えれば香月を中心にして後はバッサリ切り捨てるのが正解ではあるんだけど・・・。他のキャラのエピソードも見たいよなあ。せっかく魅力的なキャラクターがいっぱい出てるのにもったいない。脇役キャラをフィーチャーしたセカンドシーズンをぜひ見たいところです。そういや「続編が見たい」って思わせるアニメって珍しいかも。
- なんか、まりえがすっごいかわいかったのですが。気のせいかな・・・?
- 妙にリアルなカナブン。このあとARIAの最終回を見なきゃいけないこっちの身にもなってください!
- 絶好調なりー!
追記
それにしてもあれだよな。今回の話をミスリードだって思うのは、(俺含め)となグラをまじめに見ているごく一部の人だけなんだろうなあ・・・。普通に考えれば「ベタな展開」でしかないのがまたすごい。
もちろん、普通はこんなアニメをまじめに見る必要はないわけですが。