N・H・Kにようこそ! 第10話「ダークサイドにようこそ!」

やっぱり妙に岬ちゃんの内面が語られなかったのは伏線だったか。岬ちゃんは前から佐藤くんの事を見ていて、ひきこもりを脱出云々も佐藤くんと接点を持つための大義名分だったのでしょう。

ではなぜ佐藤君のことを・・・?と考えてみると、岬ちゃんがヒキコモリの佐藤くんに憧れる動機が思いつきません。良くあるパターンとしては、部屋から出られないお姫様が、貧乏だけど自由に楽しく外で遊ぶ男の子をいつも見ていて・・・っていうのだけど、佐藤くんひきこもりだしな。逆にいつも謎の集会に連れて行かれる岬ちゃんは、「いつも家にいられていいなあ」と思ってたとか。いやそれもないか。

「欲しがってるものをあげてる間は、きっとわたしのこと覚えててくれるよ」

思わせぶりな台詞を吐く岬ちゃん。帽子を取って外出する佐藤くんとか、思わせぶりすぎて激しく現実感が薄く見えるのですが。実は夢オチでしたって言われても素直に納得できそう。