ストロベリー・パニック 第16話「舞台裏」

文化祭の演劇。学園モノでは定番のネタではありますが、退屈しがちな演劇シーンを、事前に伏線を張って意味のあるものにしてくれる脚本の技が光ります。普通に演劇シーンが出来ているだけでも嬉しくなってしまいますね。そのために悪役になってしまった要&桃実さんはかわいそうですが・・・。

玉青ちゃん。いつも渚砂を見ているがゆえに、エトワールの相手が出来るのは渚砂だけということが分かってしまう。これは悲しい・・・。渚砂のいない後夜祭がまた切なさをかきたてます。

珍しく作画も安定してて*1、定番の演劇ネタにしてはなかなか楽しかったです。

あ、千華留さんのカルメンはメチャメチャかっこよかったね!惚れそう。

追記

沼田誠也がよく分からない・・・ということでもう一回見てみました。所々で*2楽しいパースがかかってるカットがあるけど、その辺が「らしい」のかな?

作画に注目してて気づいたんだけど、要が「剣を代えて」と剣を突きつけるシーンと、桃実が「お茶を代えて」とお茶を突きつけるシーンが対応してるのね。そして最後の、会長さんが「やるわよね?生徒会長として命令するわ」というシーンが、前のシーンと対応させることで問題の解決を強調させています。普段はあんまり作画に注目したりすることないんだけど、作画の点から演出をみる*3ってのもなかなか面白いですねー。

*1:沼田誠也って実はピンとこないんですが

*2:要&桃実のシーンが多い。下で挙げてる以外には桃実が渚砂を突き飛ばすシーンとか

*3:ある程度は無意識にしてるんだろうけど