プリンセス・プリンセス 第03話「初仕事、姫様応援団」

やー、おもしろい!このアニメ好きだなあ。OPのナース服が萌えるなーと思っていたので、早速出てきてくれて実に嬉しい。

今回は実琴と裕史郎の関係を中心に、亨についても少々伏線を張りつつ進めていく感じ。それにしても実琴かわいいなあ。あんな反応されたら誰だって構いたくなるって!「何でそんなに嫌がるの?」っていうのが普通は引っかかるところですが、そこは最初に彼女がいるという設定を出しているのでちゃんと共感できたり。

前の感想でも同じこと書いたのですが、設定の奇抜さのイメージだけが先行しがちだけど、ちゃんと押さえるべきところは押さえてるんだよね。キャラの立て方から伏線の張り方、そして掛け合いのおもしろさ。「男子校の姫」というメインになるはずのネタですら、キャラを立てる道具に過ぎないと思えてきます。

亨にとって姫特典は無視できない恩恵であり*1、その空気を察して裕史郎が亨を気にしてたりとなかなか丁寧な人物描写。裕史郎と亨の「実琴、なんかまっすぐだから」「実琴って、素直に愛されて育ってきたって気がするな」という会話から考えると、2人はお互いに共通する陰の部分で共感してるのかなーとか色々想像してしまいます。この辺も少しずつ掘り下げられていくようで、なかなか楽しみ。

台詞の端々に漂う腐女子臭は好みの別れるところですが、それが気にならない人はかなり楽しめるのでは。

*1:なるべく保護者に負担をかけたくない、という