鍵姫物語 永久アリス輪舞曲 第12話「The Evidence」
いよいよ物語もクライマックス。メルヴェイユスペースとは、タキオンが作り上げた物語の世界だった。永遠の命を求めるタキオンとリデルは、肉体が滅んだ後もメルヴェイユスペースという物語の中で生きていたのでしょう。
想像力の尽きているタキオンは、これ以上メルヴェイユスペースを維持していくことができなかった。そのためアリス能力者の物語を次々に集めて、その力でメルヴェイユスペースを維持しようとする。それはまさに「終わらない物語」。
で、一方リデルはタキオンの才能に見切りをつけ、妄想力あふれる有人を新しいアリスマスターにしようとしたと。そう考えれば一連のリデルの行動は納得できる。
想像力が力であるメルヴェイユスペースでは、エビデンスとは物語そのもの。有人の黒い欲望から生まれたありすだったけど、きらはや他の子たちの中で存在が認識されていくうちに、その中にも「ありすの物語」が生まれる。そうすることで、有人がありすを選べなくても物語として存在することができるわけです。認識した瞬間それは存在する、という哲学的なテーマにまで発展してしまうこのアニメの設定には驚かされるばかりです。
いやー、これは考察が楽しいわ。エウレカの謎を考える人の気持ちが分かったような気がする。
- 有人が目覚めるシーン。カッコイイと言えなくもないが、ひたすら紙に何か書いてる姿はギャグにしか見えない・・・
- きらはの裸萌え!!エロ過ぎるだろ・・・。そのままやられてればよかったのに。
- 宮崎なぎさが原画描いてた!
- って、次回あるんだ!今回最終回だと思ってたよ!