おねがいマイメロディ 第46話「一発パンチできたらイイナ!」

この回はすごい。奇抜なネタばかりが受けがちな世間一般とは自分の楽しみ方はちょっと違うのかなあとも思ってしまうのですが、俺がマイメロに求めているのはまさにこういうお話。感動しました。

落ち込んでる歌ちゃんを慰めようと、謎のパーティーを企画する王様達。浮かれるみんなを尻目に黙々とマスコットを作るマイメロが泣かせます。黒い黒い言われてるけど、ほんとはいい子なんだよね。

そしてこんなときに登場の、黒♪製造機白山。今回もマイメロ受難で物語はカオスの様相を呈してくるわけなのですが、そういうバカをやりつつも大事なポイントは決して外さないのがマイメロのすごいとこ。マイメロが歌ちゃんを思う気持ち、そして歌ちゃんがマイメロを思う気持ち。その二つをつなげるのが、マイメロが作ったマスコット。「物に生命を与える」というメロディマークの設定をこれ以上なく生かした感動のエピソードでした。

  • 夢の扉が開いたことを歌ちゃんに言い出せないマイメロ。柊先輩のことで落ち込んでる歌ちゃんにクロミの悪事を言うわけにはいかないもんなあ。こういう心遣いが後半の感動を生み出すのですね。
  • 奏さん、マリーランド住人に大人気。ってことは、奏萌えの俺もマリーランドのクリーチャー?
  • それはともかく。奏さんの台詞がかっこいい。歌ちゃんの気持ちを動かすと同時に気持ちの強さを確かめるためにあんな挑発するようなことを言ったのね。やっぱいい女だよ、奏さん・・・。
  • 奏さんのリアルな柊先輩の思い出には笑った。ここでも、いくらバカやってても歌ちゃんの気持ちを茶化すことだけは決してしないんだよね。ほんとすごいアニメだよ。
  • 歌ちゃんの歌が出ればいいなと思っていたら、まさか人形のほうが歌うとはね。これにはもう感動するしか。