ふしぎ星の☆ふたご姫 第44話「めざせ優勝☆シャル・ウィ・ダンス?」

脚本の土屋理敬に拍手!

最近急に恋愛方面に振ってきたふたご姫ですが、今回はその集大成とも言える、ダンスパーティー。どうやらダンスにはパートナーが必要らしく、パートナー探しに奔走するプリンセス達の群像劇として見事に構成してくれました。これだけ緻密な構成は舞-HiME以上かも・・・。ふたご姫+アルテッサのそれぞれについてパートナー候補をローテーションさせつつ、恋愛がらみのエピソードを見せつつ、最後はおさまるところに収めると言う構成が実にお見事。短い時間の中でよくここまで・・・。ほんとすごい。

全体の構成もさることながら、プリンスとプリンセス、それぞれの絡みも実によかった。

まずはシェイド&ふたご姫。「私たちと踊ってもらえないかしら」と言いつつレインとだけ踊るシェイド!手を引かれて謎の奇声を発するレインがかわいすぎる。やっぱ奇声出させたら後藤邑子の右に出る人はいないよなあ・・・*1。しかし、それよりもやっぱりファイン。嫉妬心をはっきりと認識したのはこれが初めてじゃない?ああファインかわいそう・・・。

ファインってさ、普段は元気いっぱいのくせに意外と打たれ弱いんだよね。でかい種の回とか。逆にレインは普段はファインと比べてそれほどはしゃがないけど、実は芯の強い子だったり。こういうキャラ付けも面白いなあ。

そしてアルテッサ。「自分のパートナーはブライトだけ」というアルテッサだけど、あんなブライトじゃなあ・・・。アルテッサ、かわいそう。そしてそこにタイミングよく現れたアウラー。アルテッサが失ってしまったブライトの優しさを、これ以上ないタイミングで埋めてくれたアウラーにはクラッとくるのも当然ですかね。

とまあ、三者三様の恋模様を見せてくれた今回でした。

「なぜ、誰も僕を認めようとしない・・・!アルテッサも、ファインも、他の連中も!」
「・・・いいさ、それなら。パーティーごと・・・ぶち壊してやる!」

あーあ。

*1:褒め言葉ですよ