絶対少年 第26話「頼りなく豊かな冬の終わり」

うううーん。まあ、こういう終わり方だよな。

大人たちが勝手に答えを言うのではなく、子供たち自身で答えを探そうとするのはよかったかな。とはいえ、なんか各キャラが好き勝手にしゃべるばっかりで、それがあまり絡んでこなかったのが残念。やたらと多いテキストの割には、キャラの心の変化も唐突過ぎ。携帯電話という小道具もあまりうまく機能していなかったような・・・。そもそもコミュニケーションの手段として使われてないし。

それでも田菜編は、美しい田菜の風景と萌えキャラ、そしてフォークロアの怪しい雰囲気が吸引力になっていたけど、横浜編はそれが無くなってしまった気がします。もう少し田舎のフォークロアと都会の都市伝説を有機的に結び付けてくるのかなーと思っていたんだけど・・・。各要素があまりにもバラバラというか。

田菜編で終わってくれれば名作だったんだけど・・・とは思うけど、「不思議な現象というのは、実は自分たちの知らないところで普通に起こっていること」というテーマはわかるような気はするし、色々と新しい試みはあったと思うし、絵柄とかエロイ構図とかはかなり好み。この作品から、今後につながる何かが出てくることを期待しつつ、感想を終わりにします。