バジリスク 〜甲賀忍法帖〜 第11話「石礫無告」

下手な萌えアニメよりもずっと萌えて、下手なエロアニメよりもずっとエロい。そして下手な少女漫画よりもずっと深く、下手なBLよりずっと耽美なバジリスクの世界。

忍法バトルの裏にある複雑な人間関係とかをちゃんと書いてあるから、よりいっそうバトルが燃えるんだよねー。マジスゴイ。

そして、陽炎さん。好きな男を思う気持ちが毒になるなんて、なんと残酷な設定か。それでも甲賀のために女の子を産むまで子を作り続けないといけないのかなあ・・・。それにしても、左衛門の台詞じゃないけど、画面のこちら側まで匂いたってきそうな色気。これはすごいなあ。萌え系のエロは2次元のみのなせる技だなって思ってたけど、こういう匂い立つような艶かしさもまた、2次元にしか出せない魅力なんだなあ、と新鮮な驚きを感じてしまいました。

「女のやや子が産まれる前に、さて、何人の男が三途の川を渡ることになるか」
「それも本望と、手を上げるものがあとを絶たぬと聞くが」

ハイハイ!!俺も俺も!!

・・・ってか、好きな人を殺すのは最大の苦しみだろうけど、好きな人に殺されるのはむしろ喜びだと思うのですが・・・。どうなんでしょうね。

あ、あと、「ヒメムラサキ」バージョンのEDはすっごい好き。