交響詩篇 エウレカセブン 第06話「チャイルドフッド」
今回は面白かったぞ。
サブタイ通り、エウレカの子供たちのお話。筋としてはベタベタなお話なんだけど、前半のギャグも面白かったし、後半にレントンが子供たちをかばって出撃するシーンも「エウレカの子供たちだから」っていうんじゃなくて、昔の自分に重ね合わせて・・・っていう動機付けがちゃんとしてるから素直に入り込むことができました。そしてその中でホランドが「大人」としての立場をうまく絡めてきたり、なんか今回はすごい練られた構成だなあ、と感心してしまいましたよ。
このアニメは大人と子供、っていうのがテーマのひとつなのかな。子供から大人への過渡期であるレントン、子供なのに母親のエウレカ。思春期モノは難しいと思うけど、がんばって欲しいです。
俺はロボットシーンはあんまり気にしないからいいけど、レントンとエウレカの操縦の違いがもう少し映像として明確に出てくればいいなあ、って思うんだけど。ホランドに「動きが違うな!」とか言わせるだけってのはいかがなものか。そもそもLFOの操縦は素人同然のレントンと、おそらく世界一であろうホランドとエウレカの操縦の違いみたいなものが見えてこないし。このシーンに限らず、ゲッコーステイトのメンツのすごさが台詞でしか伝わってこないってのは、もうちょっとうまく見せて欲しいところですね。
とはいえ、ワックスででかい落書きをするレントンとか、飛び降りてくるエウレカとか、3人で「「「カットバック、ドロップターン!!」」」とか、このアニメにしては珍しくカタルシスにあふれた戦闘シーンだったんじゃないかな。
- 子供たちの名前が誰一人わかんないぞ。カツレツキッカみたいに3人一組なんだろうか。
- なにげに営倉があるゲッコーステイト。
- 便所で象が出てくるシーン、あれ何?またチャックが縫われてた、っていうこと?
- クールビューティー・エウレカ。レントンにシップを張るシーンのクールな目がたまらない!
追記
あー。確かに矛盾というか、意味不明なとこはいっぱいあるねえ。どうでもいいアニメは「そんなもんか」で済ませてしまうのは俺の悪い癖だなあ・・・。と思ったけど、俺が重視してるのはキャラの気持ちの整合性とか流れなので、別に論理的な説明不足は元々気にしないんだった。でもまあ、気をつけてみることにしよ。