ふたつのスピカ 第10話「水の中にも宇宙」

  • 宇宙服がブカブカなアスミ萌え。
  • 制服を後ろ前に着るアスミ萌え。
  • 水に濡れたマリカさまが色っぽ過ぎるんですけど・・・。意地を張りながらもアスミが気になってしょうがない。ツンデレ好きにはたまらないっすよね?

今週も萌えさせてくれます。俺はいかにもなオタ系の萌えよりも、こういう子供向けアニメの裏側に潜む萌えが大好きだね。

それはそうと、萌えだけじゃないのがこのアニメのいいところ。

「願わくば、自分の弱さや恐怖心のせいで、守るべきものから逃げ出す、なんてことがないようにしたいもんだけどね」

「マリカちゃんの言うことも分かるけど・・・でも、一人じゃ宇宙へは行けないよ?」

こうして字にしてしまうと途端に輝きを失ってしまうのですが、こんなせりふをアニメで言われるとドキッとしてしまいます。やっぱさー、アニメで映える台詞と読んで映える台詞は違うんだよね。なんか漫画の台詞をそのまましゃべらせてヘンになってるアニメとか多いけど。この辺は原作ではどうなってるのかね?漫画でこれそのままだったらちょっと陳腐じゃないのかなあ、とか思ってしまいますが。

そして、水恐怖症を克服しようとがんばるアスミ、それにつられてしまうマリカさま。なんていうか、友情だよね。アスミが一人でがんばっててもここまでの感動はないわけで。やっぱり支えてくれる人がいてこそのドラマなんでしょうか。

正直佐野先生のエピソードは蛇足じゃないのかなー。それよりも生徒同士の、等身大のエピソードを重ねていくのがいいんじゃないかなー、って思ったけど、今回佐野に対抗する塩見先生はかっこよかったね。アスミの生活の舞台としての、宇宙学校の立ち位置をちゃんと書いておこうという姿勢はすばらしいと思います。