魔法先生ネギま! 第08話「Omnes una manet nox」

OP。エヴァとか茶々丸がニコニコしてボール打ってるのはすげー違和感。原作既読者はこのOPをどう思ってたんだろう・・・。

というわけで、今回はエヴァの話。いやー、見事になんのひねりもないね。萌えの直球勝負。普通は照れやクリエーター魂が邪魔してなかなかこういう直球勝負はできないと思うんだけど、やってくれますね。停電で結界が切れるところとか、なんで科学の力で魔法を制御できるのか、とかそういう設定なんて説明するそぶりもなく、いつの間にか増えたメイド隊の説明も全くすることもなく、とにかくエヴァに萌えさせればいいというこの姿勢。ここまで徹底されるとは恐れ入りました。

設定の説明がない分、エヴァに萌えさせるための背景説明は実に丁寧。過去の因縁を見せといて、現在のネギと重ね合わせる。エヴァを助けるところとか、「僕の生徒ですから」とかほざくのかと思ったけど、ちゃんとネギの父親と同じ台詞を言わせるのはよかった。助ける前に落とし穴ネタをかませておいて「繰り返される過去」を印象付けてるし。

ネギの父親との因縁は敵対心かと思わせといて、エヴァの片想いだったというミスリードもうまい。「私の何が嫌だ」っていう引っかかりを作ってるので、単なるミスリードじゃなくてちゃんと考えれば分かるようになってる*1のがさらにうまい。

で、終わってみればエヴァに萌えるようになってる。いやー、いいもの見せてもらいましたよ。萌えアニメはかくあるべし、って感じ。

  • キスキター!!ついにきたぞ!!パクティオーは何回でもできるのか?ってか、結びつきが強いほど力を発揮するという理屈なら、当然次は・・・
  • エヴァを学校に送ったのはネギの父親の心づかいかね。
  • 「へっくしょん!」でエヴァの服が脱げるのかと思った。
  • 演出羽原信義か。・・・って、あんまり氏の仕事は知らないので*2知ったようなことは言わないでおこう。

追記

うーん。原作未読者から言わせてもらえれば、アニメ単体としては決して悪くないと思うんだけど。原作はもっと面白いのかね?

追記2

キーワードから他の人の感想読んでみたけど、俺は褒めすぎみたいだな。おかしいなー、今回だめかな?

*1:そしてこんなアニメでそこまで考えないだろう、というのも読まれてる気がする

*2:嫌いなXEBECのひとだし・・・