ふたつのスピカ 第01話 「打ち上げ花火」

こ、これはすごいな・・・。なんというか、このすごさはうまく言葉にできない。作画がすごい!とか、キャラが萌える!とか、泣ける!とか、そういうわかりやすいすごさじゃないんだよな。面白かったというのはもちろんそうなんだけど、面白かったって思ったあとに、すごいなっていう気持ちが強くなっていく感じ。

話としては、母親の遺骨を丘に埋める娘っていう、それだけ見れば何と言うこともない普通の話なんだけど、そのなかでキャラを紹介しつつ、キャラごとのドラマを展開して最後に締めるっていう、一つの話としてまとまってるのはすごい。ちゃんと考えてられた脚本で、いいものを作ろうっていう気持ちが伝わってきたよ。

まあ、細かいことを言えば展開や台詞が唐突な部分があったりはするんだけど、全体としてはとてもいいでき。おもしろいし、続きが気になる。これからがんばって追っかけていこう。

  • OP。近未来SFモノなのに、軽いトラウマを含んだフォークロアを感じてしまうのはなぜ?
  • 矢島晶子はやっぱうめえなあ・・・。
  • ハーモニカ、ライオンの顔。顔を隠す子安さんと、顔の見えない母親。キーワードは5年前の事故か?
  • 神社の階段を下りるあすみの作画はすごいな。
  • 先生のドラマは、先生を立たせるというよりは、先生を通して間接的にライオンさんのキャラに深みを持たせるためのエピソードなのでしょう。そうやってライオンのキャラを立たせといて、「宇宙」というキーワードを刷り込む、と。

うーん。時間が経ってしまったから上手く言葉が思いつかないや。もったいない・・・。