ピーチガール 第04話「清く正しい破局宣言」

「もーやっぱさえムカツク〜」
「んー、でもとーじも悪くない?」

まったくもって!

もうね、とーじの鈍感ぶりにはあきれ果てるばかりだ。鈍感だけでなく石頭。ももちゃんも、なんでこんな男好きなんだか。それに対して岡安くんは株が急上昇だなあ。前回といい今回といい、かっこよすぎだろ。さえのほっぺたつねるシーンはもう最高でしたね。

ももちゃんとさえが何で友達なのか?についても明らかに。少女漫画はこういう半分公理みたいな設定にも答えをくれるから好きだなあ。ももちゃんはクラスに仲のいい友達とかいないのかな、って思ってたらそういうことだったのね・・・。前回、なんでクラスの子はさえの言うことなんて聞いたのかと思ってたけど、さえに人望があるわけじゃなくて、単にももちゃんの味方がいなかったってだけなのね。なるほどー。

あと、さえ。嫌な役なはずなのになぜか憎めないのはなんでだろう。ネコ化が萌えるからかな、とかネコ化のおかげで陰鬱な感じがなくなってるからかな、とかいろいろ考えたけど、多分一番の理由は、さえはももちゃんが好きなんだろうなっていうのがあるからかも。ももちゃんのマネをするのも、ももちゃんの好きな人を取ろうとするのも、みんなももちゃんが好きだからやってるんだろうなーって思うから憎めないのかもしれない。

ちょっとメタ的な感想としては、このアニメはアメとムチのバランスが絶妙。大体少女漫画だと何回か鬱な回が続いて、最後にようやくハッピーな話がくるっていうパターンだと思うんだけど、このアニメはそのサイクルが早い。前半にハッピーな話を見せておいて、後半の鬱展開で落とす。そして次回また前半にハッピーな話がくる。面白い構成だよなあ。

それにしても、りんごを握りつぶすももちゃん、こええよ・・・。