魔法少女リリカルなのは 第06話 「わかりあえない気持ちなの?」

むむー。シリアスですかー。悩める魔法少女には付きものですが、90年代後半のアニメのような鬱っぷり。というか、どことなく話作りが古っぽい気がするんですよね。どこかで見たようなエピソードを繋げただけの薄っぺらい構成。その上に乗っかった、お約束に沿って動くだけのステレオタイプな薄っぺらいキャラクター。唯一の救いは悪役キャラの水樹奈々・・・じゃなくてフェイトが、最近のアニメらしく萌え悪役なところでしょうか。なのはの行動原理がご都合主義の固まりなのにくらべて、フェイトの行動原理はかなり危うい。確固たる意思を持っていそうで、それでいて簡単になのはに懐柔されそうな危うさも持っていて、見ていてなかなか面白い。水樹奈々ひいきで言ってる部分も多々ありますが、ほかの薄っぺらいキャラを見るよりはだいぶマシではないかと。

ところで、この2人が敵対する理由が分からないのだけど。なんか見逃してる?ユーノくんはジュエルシードが全部回収できればOK、なのははジュエルシードを回収して町が平和になればOK、でないの?自分が手に入れなければ、って理由はないはず。じゃあ別に先を争って回収する必要はないんじゃないのかなー。手段を選ばず回収する、っていうのに反発しているというのかもしれないけど、それだとしても回収を争う理由にはならないと思うんだけど。純粋な正義感だけで動いてるなのは側にたいして、フェイトは肉親の命がかかってる(のかどうか知らんが)んだから譲ってあげてもいいんじゃないのかなあ。

まあ、結局言えることは「お前ら絶対小3じゃないだろ!!!」