冒険王ビィト 第02話 「ゼノン戦士団!誇り高き死闘の果て・・・」

ベタベタな展開ながらも楽しんで見れてしまった。やはり王道モノには弱いわ。新しいチャレンジをすることも大事だけど、今まで積み重ねてきた方法論をきっちりこなすということも大事なのではないでしょうか。

・・・っといったところで2話目なんですが、なんというか、ビィトがウザすぎてたまりませんな。どうにかしてくれ。タイトルでゼノン死亡フラグ立ってて*1ビィトが物陰に隠れてる時点で展開は読めてるんですが、まあ自業自得というかなんというか。それであんなガキを助けるために命投げ出しちゃったりしちゃって。お約束、といってしまえばそれまでなんですが、一応「実の兄弟」という設定が用意されていて一応納得はできる。他のメンバーはゼノンに恩もあるし、その弟のためならいっかな、って感じでしょうね。「戦士の素質がある」とか「俺たちの遺志を継いでくれ」みたいな解釈は、さすがにちょっと厳しいかと。才能の片鱗も見せてなかったからね。やる気はあるけど実力がさっぱりな子が、戦士団の力を受けついで心身ともに成長していく、ってのが妥当な解釈かなあと思います。最後行方不明なのは生き返るフラグー。アバン先生ね。

あと敵。「惨劇の王者」とかって、かなりオモシロカッコイイキャッチフレーズだけど、誰が考えるのかね?敵の大ボスみたいなのが考えるんでしょうか。それとも自称?自称ってかなりかっこ悪い気がするので、敵に糸井重里みたいなコピーライターがいるのでしょう。「よし、あいつは惨劇の王者だ!」みたいな。・・・それはともかく、ひとりひとりにキャッチコピーがついてるのはかなり笑えてよい。

さて、今後はどんな展開になるのでしょうかね、ってダイの大冒険になるに決まってるわけですが。大筋はそうでも個々のエピソードに期待ですね。最大の問題は、ヒロイン(?)のポアラさんが女の子に見えないってことだよなあ。最初男だとばっかり・・・。でも、このアニメのいいところは絵がきれいなとこだね。特にうまい絵なわけでもないんだけど、線がきれいだし塗りの発色もきれい。それで作画がていねいなので、見てて気持ちいいのです。なにがいいんだろ。色がいいのか撮影技術がいいのか。よく分かりませんが・・・。まあ、とにかく毎週安心して見られるアニメ、というかんじでしょうかね。

*1:ってか、初登場から死亡フラグ立ってたけどね