ギャラクシーエンジェル第23-24話「エンジェルなかまボコ」「カレイ煮付けカレー」

各地で物議を醸しているAパートですが。確かに最初見たときは結構後味悪いなーと思ったけど、また見てみるとそんなでもないな。おそらくスタッフは飽きるほど見ているだろうから、その辺の感覚が薄くなっているのでしょうね・・・。

で今回ですが。やっぱりちとせは使いづらいのかなーと思ってしまいます。エンジェル隊じゃなくてツインスター隊に配属させた時点で、スタッフはちとせを使う気がなかったんでしょうか。いかにも持て余したっていう感じだしなあ。

ちとせのお当番回が必要だったとは思うんだけど、唯一まともにからんでるのがノーマッドだし。復讐キャラにしたおかげで他のエンジェル隊とからみづらくなってしまったのかな。とはいえゲーム版の設定でそのままアニメに入っても存在価値がないからなあ。それとも、あえてゲームのちとせをそのまま出して、変人ばかりのエンジェル隊に振り回される普通の子の役を演じてもよかったんじゃないでしょうかね。そのへんどーなんでしょ。

玉井はちとせが嫌いなのか、それともキャラクターを使い捨てる現状が嫌いなのか、はたまた単なる自嘲気味の皮肉なのか？むりやりねじ込まれたちとせに対していい感情をもっていないのかもしれない。でもキャラに罪はないと思うんだよなあ・・・とはいえ、ノーマッドが同じ扱いを受けても笑ってるくせに、ちとせがちょっとひどい目にあっただけで大騒ぎする我々萌えヲタにも反省する点があるのでしょうなあ。

とまあそんな感じでした。ちなみにエンジェル隊がちとせを無視しているのは単に目に入ってないからでしょ。ドラえもんの石ころ帽子状態。「道端の名もない花に目を向けるほどピュアな心をもち合わせてない」わけだしね。

とはいえ、ちとせが出ずっぱりだったので、その点ではちとせ分を補給できてよかった。あと、ぬいぐるみを使った演出が面白いなーと。ノーマッドがちとせの頭に手をやるシーンとか、ミントがちとせの隣に座るシーンとか。

んでBパート。こっちは4期初のヴァニラさんお当番回。珍しく驚いた顔をしたりと表情豊かでかなり良い感じ。「しー」にはやられましたよ・・・。

なんだかんだで楽しんだ４期でしたが、もう終わってしまうんだなあ。悲しいことです。ただそろそろネタ切れの予感もするので、変にズルズル続けるなら終わってしまったほうがいいのかもしれない。