GIRLSブラボー 第09話 「魔法大戦でブラボー!」

巷ではやや評判のよかった今回のようですが、個人的には幼女化したえびに萌えるわけでもないし、リサたんの性格が変わり過ぎてて感情移入しにくいしでちょっと微妙だったかな。最近こういうの多いよなあ。性格の整合性がとれてなかったり、お約束に頼りすぎてて(またはサービスを意識しすぎて?)気持ちの掘り下げができてなかったり。

といきなりけなしてますが、今までの中では一番出来がよかったんじゃないかな。「GIRLSブラボー」である必要は全くない話ではありましたが・・・。それにしても、エロがない回が一番まともってのはどうなのかね。

今回がリサメインの話なら、「友達がいない」とかその辺の伏線を張っておくべきじゃないですかね。唐突にいわれてもなあ。もう少しキャラを掘り下げてからメインの話に入ったほうが感情移入できると思うのだが・・・。その辺がお約束に頼りすぎなんだよなあ。そういえば、人形を生き返らせるために魔術の勉強をしてたのに、なんで結婚相手を探したりしているのだろうか?

・・・などなど疑問は尽きませんが、話単体で見ればなかなかよい。女の子のトラウマを解消するっていうのは、いつ見ても気持ちのいいものです。登場人物はみんなゲームトークンで、感情は持たず脚本家の都合のいいように場面ごとに(!)設定されると割り切ってしまえばそれなりに楽しめる。

しかし、ここぞという場面で福山が出るので、そのたびに気持ちが萎えてくるのはどうにかならんもんか・・・。話に集中できないじゃん。もしかしてそれもスタッフの計算なんだろうか?

とまあそんな感じで、話自体は悪くないけど、キャラが生きてないというか、まだ脚本担当もキャラをつかみかねているのでは?という印象でした。作画だけはいいんだけどねえ・・・。