「AKB48 27thシングル 選抜総選挙」のはなし

実は最近AKB0048をきっかけにAKB48をちゃんと知っておきたい、と思って色々勉強しているのですが、その一環と言ったらアレですけど総選挙の放送を見てました。

ホントにもう付け焼刃も付け焼刃*1、ここ1週間くらいで今回選抜メンバーに選ばれた16人は顔と名前が一致するレベルになってた程度の知識しかありませんでしたが、名前を知ってるだけでも断然楽しめましたね。

AKB48」と言っても実は色々とあるらしく、広義には「支店」と言われる*2SKE48NMB48HKT48などの姉妹グループも含まれるらしく、あるいは厳密に言えば「AKB48」というグループは存在せず、「チームA」「チームK」「チームB」「チーム4」および研究生たちの集合体としての概念らしいんですね。「AKB48」だけど実は48人じゃないんだよ、みたいなネタは知ってましたが、まさかこんなに複雑な体系とは・・・と大層驚きました。

そんな複雑なチーム体系だったり、メンバーの年齢層もティーンから20後半まで様々だったり、前回の総選挙結果だったり、それぞれがそれぞれのコンテキストを持って、それぞれにドラマが存在してる。17〜32位の「アンダーガールズ」にSKE48の子が過半数を占めた快挙*3があれば、選抜から外れてアンダーガールズになった悔しさを滲ませるメンバーもいる。若いメンバーの台頭、ベテランの口から出る「世代交代」の意味。もちろん自分は彼女らの思いや背景は全く分からないのですが、それでも大きなドラマを感じさせるイベントではありました。

個人的に一番グッと来たのは峯岸みなみさんのコメントで、「総選挙の話になると『16位*4と17位*5とどっちがおいしいんですかね』とか、『バラエティー班だから順位は気にしてない』とか平気な振りをしていたけど、いつも考えていたのはひとつでも高い順位でステージに上がる自分の姿だった」みたいな話をしてて、そりゃそうだよな、たとえそれが事実だとしても、やっぱり気にしてない訳がないんだよな、アイドルだもんな・・・と思うと涙腺が緩みましたね・・・。そう言えば小嶋陽菜さんも「『こじはるは大丈夫だから』って言われてたけど自分は全然大丈夫じゃなかった」みたいなことを言ってたっけ。泣ける。

他にも色々とあったような気はしますが、とにかくすごく熱いイベントでした。これは勉強のモチベーションが高まりまくる。俺もいつか「推しメン」ができて、CD買って、投票して、推しがランクインしてるのを見て幸せな気持ちになったりするのかなー。そうしたらもっと楽しくなるな。もっと精進せねば。

*1:元々俺がどのくらいAKBのメンバーを知ってたか、についてはこちらを参照 http://d.hatena.ne.jp/kkobayashi/20120528/p2

*2:蔑称だったらすみません

*3:なのかな?

*4:選抜メンバーの最後尾

*5:アンダーガールズのセンター