戦姫絶唱シンフォギア第08話「陽だまりに翳りなく」

うわー、何か今回はすごく泣いた。こういう友情というか、お互いを思う強い気持ち的な話にはホント弱いわ。

響と美来ちゃんがずっとすれ違ってたから、もしかしたら敵側になっちゃうのか？初回の墓参りは、もしかして響が死ぬまで仲直りできなかったってことなのか？とかか、前回から嫌なことばかり考えてました。そういう不安を全て吹き飛ばす二人の繋がり。

「わたしの全部を預けられるの響だけなんだから」

自分の全てを響に預ける。だから、響の全てを私に預けて欲しい。冷静にみれば、高校生の友情としては重すぎるようにも思えるのですが、未来の台詞には有無を言わせぬ説得力がある。それはここまで描いてきた二人の関係性であり、井口裕香の力なんだよなあ。

戦いのあと、土手をゴロゴロ転がって笑うシーンもよかった。いつの時代のアニメだよ！みたいな、泥臭いほどの熱さが素直にハマるのもこの作品の魅力だよね。

今までは基本的に響の勢いで話を引っ張ってたのですが、今回は完全に未来が話を作ってたね。特に能力もない、単なる主人公の友達ポジションだと思ってた未来がここまで存在感を発揮するとは、

そして、今回は井口裕香にすっかり泣かされてしまったなー。井口さんにに泣かされたのはシャングリ・ラ以来か。テンションで押す感じではないのだけど、だからこそ思いをぶちまけるシーンの熱さが伝わってくるというか。すごくよかった。