緋弾のアリア 総感

え、これで終わりなのか。なんか今シーズンはこういう消化不良な終わりが目立つけど、2クール目を前提とした開き直りなのかな。

ツンデレヒロインに釘宮理恵って、いい加減に・・・みたいな作品かと思っていたけど、それも含めた形式美というか。いわゆる釘宮ヒロイン作品の中でも、これは「ぼくらの中二妄想」を限り無く忠実に具現化してくれたという感じがありました。ハイファンタジーではなく、実際の学校が舞台というのも現実と地続きな感じがあって好きでした。

まあ、途中から「神崎・H・アリア」の「H」はホームズだった!という謎のミルキィ繋がりとか、ブラドがモンスターだったとか、設定がぶっ飛び過ぎてきて、地続き感に対しては微妙な感じにはなっていったけどね・・・。

主語を大きくするのは好きじゃないんですが、このアニメに限って言えば「ぼくらの」という形容詞を付けてもいいんじゃない?そう思えるほどに、自分の脳内妄想をカッコよくアニメにしてくれた作品だったと思います。

なんだろ、普段は冴えない男子生徒だけど実は凄腕のスナイパーで、ひとたび学校がピンチになれば好きな子をカッコよく守るよ!とか、突然学校をテロリストが襲ってきて・・・とか。そういう妄想をしていた向きにはたまらない映像化だったのではないかと!俺はしてないけど、ヒョロいオタクが学校にナイフ持って来たりするじゃないですか?そういう感じ。や、俺のことじゃないけど。

時間があれば、じっくり感想書きたかったなー。感想書いてなかったけど、コンビ結成から失望と共に決別、そして武偵の絆によって全員が団結して敵を倒す!という5話までの展開はもうメチャメチャ熱くて燃えましたよ!!

これはぜひ続編見たいです。