プリティーリズム オーロラドリーム 第02話「りずむ、心のジャンプ!」

あいらとりずむが2年生から同じクラスになって、ダンス対決をする。

あいらが何故プリズムジャンプを飛べたのか?という疑問を持ったりずむは、あいらの秘密を探ろうと後を付いてまわる。で、場の流れであいらがりずむの服をコーデしたら服が歌い出してジャンプができるようになった!

・・・うーん、言いたいことは分かるけど、何を見せたいのかが伝わらなくてチグハグな印象。

今回のメインはりずむがジャンプできるようになったってことだよね。あいらの引き立て役扱いされ、プライドを傷つけられながらもあいらに必死で食いついて、ジャンプができるようになる。それは分かるけど、前回と今回でりずむの中の何が変わったの?何で飛べるようになったの?という部分が伝わってこなかった。

いや、服を変えたら飛べた!で全然構わないんだよ。でも、だったらりずむと服についての掘り下げがもっと欲しかった。あれじゃ、あいらが気まぐれで服を変えたらりずむが飛べたって話で、あいらスゲーというだけだよなあ。そういう解釈でいいならいいんだろうけど・・・。

服に対する意識の変化とか、引き立て役で拗ねてたことを吹っ切るとか、ジャンプの成功に繋がるブレイクスルー・・・分かりやすく言うなら「成長」のようなものを見せて欲しかったです。

なんかそういう部分を「子供向けだから」と思ってるのか知らないけど適当に流してる感がすごく気に入らないのです。箇条書きに設定を並べただけの脚本に、それを何の緩急もなくただ動かすだけの演出。パロディーじゃないガチの子供向けなら、一番手を抜いちゃいけないところなのに。

毎回同じことをブツブツ言いたくないので、この話はこれでおしまい。一通り文句も言ったので普通の感想書くよ。

あいらちゃん、友達と原宿行くのが初めてらしい。あれだけオシャレな子が電車ですぐ行ける(と思われる)原宿に行ったことないとは思えないので、「初めて」は「友達」にかかってるのかなあ。クラス替えで憂鬱、みたいなことも言ってたし。

明るくてちょっとドジで、オシャレなあいらに友達がいないというのも不思議な話ですが、どうなんでしょ?なんか背景があったりするんでしょうか。それにしても、友達いないって思うとあいらのウザっぷりが愛しく見えてきませんか!

りずむ、可愛かったね!がんばる女の子はやっぱり応援したくなります。明らかに自分より実力も努力も足りないあいらに、あからさまなオマケ扱いを受けても腐らずに食いついて行くのはすごい。逆に言えば、そんなプライドよりも大切なものがステージにあるってことだよね。その辺も今後明らかになっていくのでしょう。原紗友里の声もいいね!LISPだから、とか関係なく今後の活躍に期待したいです。

追記

コスがダサいとかは個人の感性なので置いとくとしても、毎回同じ服ってのはどうなの。服が好きでコーデも好きなんじゃないの?台所事情は理解しないではないが……萎えたのも事実です。