魔法少女まどか☆マギカ 第06話「こんなの絶対おかしいよ」

正論だけじゃ解決しない → じゃあ間違えばいい → さやか死亡 って、どんなコンボですか。

ソウルジェムは魂の器で、人間の身体は抜け殻でしかないらしい。じゃあもっと強い素体にすればいいんじゃね?って思うけど、まあ元の身体ベースが一番相性がいいとか何とかあるんでしょう。それにしても、初春の本体的なネタがこういう形で実現するのはちょっと面白い。

大切な人を守るためには敵を殺すことも厭わない!正論だけじゃハッピーエンドになれない!というさやかと、まどかの平和主義。前者は大人の理論、後者は子供の理論、だから大人の理論がリアルだ!みたいなロジックは好きになれないな。リアルというより物語の放棄じゃないか?その構図自体は何の珍しさもない普通の話でしかないわけで・・・。ご都合主義を否定するだけなら誰でもできる。否定した上で、じゃあどうやってハッピーエンドに辿り着いてみせるんだよ?というのが見たいのです。

大体、大人がベラベラ答えを喋っちゃうのはどうなのよ。3話もそんな感じだったよね。大人を出すなとは言わないけど、あまりにも安易すぎるというか・・・。まどかの主体性の無さを表してる、ってことなんだろうか。や、それで成長とか言われても笑うしかないわけで。

とりあえず、野中藍アニメとしてはすばらしい。佐倉杏子ちゃんかわいすぎ。偉そうに色々言っておいてソウルジェムのことを知らなかったりしてカワイイ。

追記

ちょっと考え方を変えてみると、マミさんのこともさやかのことも、母親がきっかけになってるわけじゃないですか。それが意図的なのだとしたら、QBさんよりも母親の方がよっぽど諸悪の根源なのでは・・・。意図的でないのだとしたら単なる脚本の瑕疵でしかありませんが。