あそびにいくヨ! 第01話「ちきうにおちてきたねこ」

視聴前チェックは[http://d.hatena.ne.jp/kkobayashi/20100630/p1#12:title=こちら]。


もうひとつの地球ことキャーティアからやってきたネコミミ少女・エリスと、嘉和騎央くんが出会うお話。これはまた正統派な落ち物ですな・・・。沖縄の町にエリスちゃんがやってきてさあ大変!という表の話と、クラスメイトの双葉アオイちゃん、幼なじみの金武城真奈美ちゃん、先生の糸嘉州マキさんと今回出てきたヒロイン(?)は全員何やら裏の顔を持っているようで・・・という裏の話の2本立てになるのかな?これから続々と宇宙人が登場しそうだし、どうなっていくのやら。

落ち物アニメにふさわしく、全体の雰囲気も古式ゆかしい感じでしたね。何となく面長な顔や、何となく血色の悪い顔色などは昔のAICを思い出させるなあ・・・。制作がAIC PLUS+というのも頷ける。事前のチェックでは声優に夢中でスタッフを見ていなかったのだけど、「明日のよいち!」スタッフだったのか。これだけキャッチーな設定で、これだけキャッチーな声優陣なのに、ここまで地味な作品にしてしまうのは逆にすごい気がしてきたぞ。

そこは好みだって言われたらそれまでなんだけど、これだけぶっ飛んだ設定なんだから、もっと弾けてもよかったんじゃないかなあ。そういうドタバタを期待していた部分が大きかったので、余計に興が削げたというか。ギャグシーンもドタバタというよりタイミングと間で笑いを取る感じなのは分かるんだけど、うーん、それってこのアニメでやることなのかな?そもそもアバンのワケ分からんバトルシーン*1も冗長すぎて飽きるし・・・。なんか色々とチグハグ感が目立ってしまった印象でした。

ただ、この地味な演出が沖縄の緩い雰囲気には合っていたし、あからさまに怪しいエリスをすんなり受け入れてしまうシーンなんかもサラッっと描いてるから「あ、そういうものなのか」と普通に受け入れそうになっちゃった。

でもまあ・・・やっぱり、もう少しポップで明るい感じの話を期待してしまうな。何か今回だけ見れば、ものすごくシリアスなお話が始まるようにしか見えなくて、サブタイのゆるい感じとどうにもミスマッチなんだよね。

追記

あ、伊藤かな恵はよいね!よいけど、ただ萌えるだけの伊藤かな恵はもったいないなー。

*1:いや分かるよ?分かるけど・・・敢えての「分からない」シーンなんだよね?