聖剣の刀鍛冶 第04話「誓約 -Promise-」

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アリアを守るため、ついに人を斬る覚悟を決めたセシリー。

誰かを助けるためには誰かを傷つけなければならないという二律背反は、永遠に解決されることのないパラドックス。だからセシリーの選択が正しいかどうか議論することに意味はない。大切なのは、セシリーが自らの道を選んだと言うことでしょう。

「あなたが望むなら、わたしの全てを奉げよう」
「金だというなら、墓場に入るまで働く」
「体が欲しいのなら好きにしてくれていい」
「だから・・・頼む!」

金とか命よりも、この文脈では「体」という言葉が何より重い。あんまりこういうこと言うヒロインっていないからなあ・・・。今まで散々胸がどうのこうのとセシリーをいじってきたのは、この台詞に説得力を持たせるためだったのか?と考えると、ギャグシーンさえドラマには必要な要素だったのですね。そこまで考えてお話を作ってるのはすごいなあ・・・。

俺なんて単純に恥ずかしがるセシリーたん萌え!とかニヤニヤしてただけなのに、セシリーはその言葉の意味をちゃんと理解してて、男どもが自分に向ける視線の意味も理解した上で、それでもアリアを助けるために、自分の持っている全てを奉げようとしていたなんて・・・。

しかし、悔しいけど今回は、豊口めぐみの演技に持ってかれちゃった部分が大きいんだよなあ。日記ではあまり言及してない*1んだけど、実は結構好き。

*1:というか、演技の話で言及したことは一度もないな!