君に届け 第05話「決意」
風早うっぜええええ!「ダメ」とかむくれたりしてるのが特にウザすぎる!!ああ殴りたい・・・。そんなAパートは、感動で半泣きになりつつ風早にムカツキつつ・・・と大忙しでした(笑)
相手の気持ちは聞かなきゃ分からない、というのはまさしくその通り。当たり前のことを言ってるだけなんだけど、それをコミュニケーションに慣れない爽子の視点で描いているところがカタルシスになってるんだよね。一人に慣れてるのも、初回でイジメっぽい扱いを受けつつ本人が意に介していないのも、それ以外の感情を知らなかっただけ。
初めて知った感情を持て余しつつも「友達になりたい」という爽子、「もう大好きじゃん」という矢野&吉田、それぞれがお互いの感情を開放していくシーンは胸が熱くなります。
「とらドラ!」もそうだったけど、このくらいの年代の「過剰な空気読み」って、コミュニケーションに対する不安の裏返しなんだよね。相手に気持ちを伝えるのが怖くて、相手の気持ちを知るのが怖い。だから、勝手に「空気」を読んで、自分の中で決め付けてしまう。
まあ、そういうもどかしさこそが青春なんだろうけどさ。
にしても
なんつーか、こういうの見て感動するのって、「はじめてのおつかい」で子供が頑張ってるのに感動するみたいな部分を感じないではない。「こんなに人付き合いがヘタクソな爽子ちゃんが頑張っているよ!」的な、人類を天上から眺める神にでもなったかのような、そういう嫌らしさを感じるところはあるんだよなー。んで、そんなことを考えてしまう自分の性格の悪さに自己嫌悪になったり。
いやいや、俺は爽子が非コミュだから感情移入してるんじゃない、爽子がすごく優しくてイイ子だから好きになってるだけなんだ!決して「かわいそうな子」だからじゃないんだ!と自己弁護するのも悪循環というか・・・。こんなに言い訳しなきゃアニメひとつ見れねーのか、と。
うーん
この作品、すごく好きなんだけど、感想書くのに向いてないんじゃないか?深入りすると(俺が)危険な気がする・・・。ただ見て面白かったで終わっておくのが安全なような・・・・・・。