夢色パティシエール 第02話「伝説のスイーツ精霊(スピリッツ)?」

「だから分かるよ、いちごがスイーツ大好きで頑張り屋な子だって」

うわー、なんで俺泣いてんだろ・・・。まさにミルクレープのように、いちごとバニラの思いを1枚ずつ重ねていく丁寧な構成。王道なお話ながらも感動してしまいましたよ。

えーと、今回のお話は。聖マリー学園に入学したいちごは、花房五月・樫野真・安堂千乃介のスイーツ王子(笑)と同じ、エリートグループのAクラスになる。課題のミルクレープ作りがうまくできず、樫野に厳しい言葉をかけられるいちご。落ち込むいちごの前に、スイーツ精霊(スピリッツ)・バニラが登場。バニラの猛特訓でミルクレープが上手くできるようになったいちごは、バニラと一緒にスイーツ作りをがんばっていこう!という決意を新たにするのであった・・・。

って、あらすじ全部書いちゃった。

基本的にはベタな妖精モノのフォーマット・・・というか、「まいん」と全く同じ*1なんだよね。でも、ベタというのは決して悪いことではない。バニラはいちごにミルクレープの作り方を教えていたけど、それは「導く者」だからじゃない。いちごとバニラはお互いに叶えたい夢があって、お互いの思いが共感したからこそ出会うことができた。スイーツに対するいちごの思いと、それを見てきたバニラの思い。「立派なパティシエールになれ」ではなく、「一緒にパティシエールになろう」というバニラの台詞がすごく感動でした。

ちょっと妄想を膨らませてみよう。スイーツにかける思いがあっても、技術が全然伴わないいちご。そんないちごにバニラはなぜ惹かれたのか。当然ながら、技術や知識の面ではバニラの方がずっと上でしょう。であれば、バニラが惹かれたのはいちごのスイーツに対する思いと、その思いを貫く強さ。もしかしたら、バニラはスイーツ王国で「知識はあるんだけど・・・」みたいなことを言われてたのではないでしょうか?「お前のスイーツには心が足りない」と言われて「何だよ心って!」という感じで王国を飛び出し・・・そして、いちごに出会った。

・・・みたいな感じかな!どうかな!

  • バニラが予想以上にテンションの高いキャラでびっくり・・・。いちごにミルクレープの作り方を教えるときの切れっぷりと、その後に「一緒に頑張ろうよ」なんて言ってるいい子っぷりのギャップがすごいな。竹達彩奈は何かとハードルを上げられているような気がするぞ・・・。
  • 1話よりも作画が良くなってる?シルバーリンク、やるなあ。

*1:言っちゃった・・・