聖剣の刀鍛冶 第01話「騎士 - Knight」

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・・・・・・セシリーたんは俺の嫁!!!

いやー、1話目からこれほど心を奪われたのは久しぶりだわー。何このかわいさ!いやね、もちろん、藤村歩が久々に脇役使い回しじゃない正ヒロインを演じるっていうだけで嬉しかったし、実際声聞いてるだけで幸せすぎたんだけど、それよりも何よりも、セシリーのキャラクターの魅力というのがすごかった!ツンデレ・・・とはちょっと違うんだけど、誇り高い騎士としてのプライド、実戦経験がないことを含めた自分の弱さ、そして随所に見せる乙女(笑)っぷり!まさか、この手のハイファンタジーで、設定説明もそこそこに、色々な方向からヒロインの魅力を引き出すことだけを考えた1話を展開してくれるとは思わなかったですよ!

っと、熱くなりすぎた。えーと、最初から順を踏んで感想を書いていくと・・・。

独立交易都市三番街自衛騎士団所属(長っ)、セシリー・キャンベルたんが、失われた刀鍛冶の技術を持ったルーク・エインズワースのところに剣を作ってもらうお願いに行く・・・というお話。

あらすじをまとめてみると分かるけど、この手の世界観を作りこむ系の物語にしては珍しくシンプルなストーリー。もちろん、謎の怪物「人外」が出てきたり、狂った騎士団長が出てきたりとバックグラウンドの複雑さは感じさせるのですが、そこは単にセシリーやルークの見せ場を作るための「敵」としての紹介に留まってる。キャラクターも、ヒロインのセシリー、ルーク、お供のリサの3人だけしかメインに持ってこないという潔い構成。

物語の骨子を最低限に削った上で、何を見せてくれるのか。それこそが、ヒロインのセシリーのバックグラウンドだと言うことなのでしょう。1月前に父を亡くし、キャンベル家の誇りを受け継いで騎士になろうとするセシリー。見たところ全くの素人ではなく、ある程度訓練を受けているようには見えるけど、それでも実戦で命のやり取りをするのは初めて。そんなセシリーの不安を支えていたのが、キャンベル家に伝わる剣だったんだよね。

「私は、折れない剣が欲しい」

実戦経験のないセシリーを支えていたのは、キャンベル家の騎士というプライド。その象徴である剣を折られたセシリーの絶望と、それでも「折れない剣」を求める強さ。この台詞に感情移入できた時点で、今回の1話は大成功だったと思います。

視聴前は「マングローブのオサレアニメね」と冷めた態度を取ってたけど、番宣見て「あれ、ちょっと女の子かわいくね?」と少しずつ期待しながら見た第1話。果たして蓋を開けてみれば、期待以上の面白さでした。

  • セシリーの頭の上につけてるアレは、おそらく「騎士である前にパン屋だ」という心の現われなのでしょう。
  • 「わたしを見て欲しい」でセシリーの服が透ける演出には笑った。
  • 刀鍛冶っていうから、相当時間がかかるのかと思ってたら、あっという間にできちゃうのね!じゃあさっさと作ってやれよ!

追記

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