みなみけ おかえり 総感

「おかわりからアクを抜いたら何も残らなかった作品」

おそらく多くの方がこういう評価をするでしょう。自分自身、最終回を見る直前まではそう思ってた。でも、それは大きな間違いだった。

このアニメを見るときは大抵飲んでて、もちろん今だって飲んでて、時には自分でも記憶のない感想が出来上がってたりすることもあったっけ。酔っ払って見るくらい適当な作品なんだ・・・と言われればそうなのかもだけど、飲みながら「みなみけ」を見ている時間は本当に幸せでした。

「おかわり」のリベンジも、アスリードらしさも、どうだっていい。「見ていて幸せだった」という以上の感想が、この作品に必要だろうか?前シリーズからの積み重ねがあったとしても、この1クールの中にも確実に「みなみけ」の世界は存在していた。それはとても暖かくて、居心地がよくて、幸せな世界でした。