酔った勢いで書くけど

元々は、作画や脚本演出監督と言った、知識の量が支配するヒエラルキーであるオタク界に対するアンチテーゼとして始めてきた本サイトのスタンスなのですが、続けていくうちに、この方法が最も作品世界を耽溺できることが分かってきた。

ただ、一般大衆が求めているのはそのまま「知識の量」だったり、シロウトさんにも分かりやすいアニメ業界論だったりするわけで。ご多分に漏れず、俺だって若い頃はスタッフの名前を必死で覚えたりしたものです。

アニメは知識で語るものなのか?と言われれば、今の自分は明確に違うと答える。批評と感想に違いがあるとすれば、キャラクターを「創作物」として見るか「人格」として見るかのレイヤーの違いなんだと思う。ただ、もちろんアニメは創作物に他ならないわけで、一般的にはそういった観点が注目されるのは当然でしょう。

でも、キャラクターをひとつの人格として捉えることで、作品世界により深く入り込むことができる。キャラクターの存在を借りて、作品世界を好きなだけ味わうことができる。だから俺は「批評」ではなく「感想」にこだわりたいと思う。

アキカン!を上から目線でバカにする奴らには、9話の奥深さを味わうことは一生無理だろう。ザマーミロ。

萌えオタはオタクの最下位に位置づけられているようだけど、上等だよ。萌えオタ視点で、アニメがどれだけ楽しいものか、思う存分語ってやるよ。

追記

支離滅裂なのは酔ってるからです。もちろん、予防線なのです。