とある魔術の禁書目録 第03話「必要悪の教会」

ぐわーインデックスかわいすぎる・・・!これはマズイ・・・マジでかわいすぎる・・・!!

「だって、信じてくれると思わなかったし、怖がらせたくなかったし、それに、あの・・・」
「・・・嫌われたくなかったから」

何だろうな、普通のロリっ子なだけなのに・・・。そりゃあ、「世界を捻じ曲げる」ほどの魔術書を自分の意図に反して暗記させられていたり、そのせいで謎の組織に狙われていたり、小さな体には抱えきれないほどの運命を背負っているのはたまらなく切ないよ。それほど大きなものを抱えていながら、自分の命より他人の重責を心配する健気さも胸にこみ上げるものがあるよ。井口裕香の声も、人間の本能的な庇護欲をこれでもかと掻き立ててくれるよ。でも多分、それだけじゃここまでインデックスに思い入れることはなかっただろうな。その理由は自分でもよく分からないのだけど、もしかしたらステイル=マグヌスの言うところの「あの子はいつでも楽しそうに生きている」という思いに近いのかも。

えーと。本編は・・・。前回大怪我して大ピンチのインデックスを先生が助けるお話。魔術の術式の意味はさっぱり分からなかったけど、一つ一つ手続きを踏んでいくことで「誰でも使える」ということは分かりました。天性の能力らしい超能力と、力がなくても使えるけど複雑な術式が必要になる魔術の対比として見ると面白いですね。あと、歌うような呪文の詠唱も面白い。

「先生スーパー行って、ご飯のお買い物してくるです」
「上条ちゃんはそれまでに、何をどう話すべきか、きっちりかっちり整理しておくですよ」
「それと・・・」
「先生、お買い物に夢中になってると、忘れるかもしれません。帰ってきたらズルしないで、上条ちゃんから話してくれなくちゃダメなんですからね」

小萌先生、いい女だよな・・・。それってつまり、「話したいと思ったら話してくれればいい。話さないなら自分からは聞かない」ということだよね。善意を直接伝えることすらプレッシャーに感じさせてしまう難しい状況で、こういう言い方ができてしまう先生は、やっぱり大人の女だよ。

  • インデックスの長台詞がぜんぜん気にならないのは井口裕香のおかげだ。ズルイ(笑)
  • インデックスが「ここで私が死んだら、あの人に背負わせちゃうかもしれないからね」と言っていたのは、もしかしたら他人の命の重さを抱えて生きることの辛さを、彼女自身が一番よく知っていたからなのかも知れませんね。
  • 先生の「〜です?」というのは「〜ですか?」という単純な疑問形の意味なのね。前回の「タバコを吸う女の人は嫌いなんです?」って何を聞いてるのかと思って気になってたんだよね。
  • 必要悪の教会・ネセサリウス。ま、設定とかは基本どうでもいい。