鉄のラインバレル 第01話「クロガネと少年」

謎のロボットが墜落して、中には美少女が入ってて、記憶喪失で・・・って、ひまわり脳の俺にこんなアニメ見せるなよなー。集中できないじゃないか・・・。

さて、そんな記憶喪失のアリエス・・・じゃなかった、城崎絵美さんが、主人公の早瀬浩一に謎のロボット・ラインバレルを動かす力を与えるという、ロボットアニメとしては王道の流れなのですが・・・。浩一の性格が歪みすぎてスゴイことになってる!
「自分は正義の見方だ」と思い込んでる主人公というのも決して珍しくはないんですが、それを眺める周りの目というか、浩一の描かれ方は好意的ではなく、むしろ悪者のような印象すら受けてしまうというのは面白い。
正義の味方を気取ってるくせに実はパシリで、「いつか見返してやる」と劣等感バリバリのくせに特に信念もなく、挙句の果てに自分が拾った城崎絵美まで矢島に取られて涙目になってる浩一が面白すぎる。ラインバレルの力を手に入れたら入れたで調子乗りまくり!という小悪党ぶり。何という主人公か!

物語のコンテキストを少し変えるだけで印象が一変してしまう、という好例ですね。次回以降、浩一がどんな小悪党ぶりを見せてくれるのかちょっと楽しみ。

追記

これ、原作あるんだ。絵は全然ちがうけど、お話は同じなのかな?
平井久司の垢抜けない絵が、裸の女の子の生々しさをリアルに見せてくれてたなあ・・・。