西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜 第03話

「小野さん、わたし、あなたとお話しましたよね」
「雨の中、二人でくるくる回りましたよね」
「あなたと、何もなくはなかったですよね・・・!」

うぶ過ぎる千影たん萌え。
BLモノとしては素晴らしいエピソードなんだけど・・・惜しむらくは、このエピソードがギャグなのかマジなのかよく分からないところだ。馬面でタラコ唇の「いかにもBL」な絵柄は、ともすればギャグになってしまいそうな耽美エピソードを本気の恋愛として捕らえるための儀式的意味合いがあったのかもなあ。現実にはあり得ない誇張されたお話を、現実にはあり得ない誇張された作画で見せるというのは、非日常を日常に変える手法の一つなのか。