マクロスF 第10話「レジェンド・オブ・ゼロ」

むー、マクロスゼロは見てないんだな・・・。

監督が河森さんみたい・・・とかいう話は置いといて。本エピソードはランカがスターへの「階段を登り始める」一歩*1であり、三角関係の始まりの象徴という位置付けなのだと思います。その意味ではシェリルとアルトのキスシーンは本エピソードの中心になるシーンであるのでしょう。
ただ・・・俺には、シェリルがアルトを好きなだけでキスしたとは思えないんですよね。敢えてランカに見せつけるようにキスをした意味は一体何か?自分の優位を見せ付けたかった?それとも、自分の想いを抑えきれなかった?・・・多分、そのどちらにもシェリルは該当しないのではないでしょうか。彼女はそんな子ではない。
俺には、シェリルがランカを焚きつけている・・・言葉が悪いな、背中を押しつつ導いているようにしか見えません。敢えてランカに見せつけるようにキスをしたのだとすれば、それは「早く私に追いついてみなさい、恋でも仕事でも♪」という、彼女なりの挑発に近い激励だったように思えてなりません。

*1:初代の「小白竜」を彷彿とさせますねえ。カイフン兄さん!