あまつき 第01話「雨夜之月」

普通の日常から、江戸の世界へタイムスリップして化け物退治・・・と一言で言えば身も蓋もない王道展開で、女性向け「落語天女おゆい」的な。
ただ、王道構成の初回にしては、主人公の六合鴇時*1くんの内面を結構掘り下げたりしてて、そこはちょっと気になります。
何をしても現実感を感じられない鴇時にとって「異世界」がどう映るのか、そして同じく異世界に飛ばされた篠ノ女との対比を通して、何度も出てきた「虚」と「実」、「生」と「死」と言うキーワードを掘り下げていくことになるのでしょうか。
異世界の化け物退治をメインの筋にしつつ、主人公やほかのキャラクターをどこまで描き出せるか、その辺りがポイントになっていきそうです。個人的には「何が本当なのか」的なモチーフは作者の過剰な哲学が入り込んでしまいそうで、あまり前面に押し出して欲しくはないのだけど・・・このお話はどういう風に進んでいくのでしょうね。

  • BLは全然OKなんだけど、普通に女性向けなキャラデザにはちょと及び腰になってしまうな。
  • 朽葉さん、なんで髪の毛マフラーみたいに巻いてるの?お腹出してるから寒いの?笑っちゃうんだけど。
  • 説明台詞多すぎワラタ

*1:読めない