クレイモア 第04話「クレアの覚醒」

今回もすばらしい。

司祭が妖魔と思わせといて、実はミイラが妖魔で・・・というミスリードから始まり、危機的状況からの逆転劇、クレアの妖魔への覚醒、そして新たな旅立ちと見所がありすぎて大変。脇役のシドとガーク(でいいのかな?)もしっかりキャラが立ってて、短いエピソードの中でも存在感を発揮してくれました。あまりに活躍するので今後のレギュラーキャラになるのかと思ったよ。
妖魔へ変わっていく自分を抑えきれずに死を選ぼうとするクレアは反則過ぎる。だからどうしてそう自分の命を粗末にするんだ。守るべき存在があるということが、人間としてのクレアを強くしてくれたのでしょうかね・・・。そう考えると、人間としての感情を高めることが結果としてクレイモアとしての寿命を延ばすことになるはずだけど、クレアがことさらに人間らしい感情を排除しようとするのはどうしてなのかしら。そうしなければ耐えられない何かがあった、ということは確実なのでしょうが・・・。

話題に事欠かない今期アニメの中でも相当地味なアニメだと思うんだけど、毎回本当に面白い。面白いっていうか、泣ける。単なる妖魔バトルアクションアニメっていうだけじゃなくて、クレアの思い、ラキの思い、町を守る騎士の思いと、それぞれのキャラクターの熱い思いがものすごく心を打つのですよ。

ちょっと追記

クレアが「人間らしい感情が妖魔に取り込まれることを防いでくれる」ということに気づいていたかどうかがポイントなのかも。感情で抑えるのではなく、理性で抑えるべきだと思っていたとか、人間らしい感情は任務遂行の妨げになるだけとか、そんなところでしょうか?