RED GARDEN 第20話「残された部屋」

話が一気に動いている最近のRED GARDENすももみたいに初めから22話構成で作ってるのかな?そうならいいのだけど。

さて今回。残念ながらケイト&エルヴェの共闘は見られなかったけど、エミリオが・・・。エミリオ、かわいそすぎる。彼もまた残酷な運命の犠牲者だったんだよなあ。

今回の見所はやっぱりクレアのエピソード。長かった父親との確執、だけどそれはお互いがちゃんと向き合っていなかっただけなんだよね。クレアが父親を憎む気持ちは愛情の裏返しだってことは分かっているだけに、彼女がちゃんと父親と向き合って、信じられるようになったことがただ嬉しいです。車の中でマフラーに顔を埋めるシーンとか、思わずもらい泣きしそうになりましたよ。

ローズとクレア。ようやく手に入れた父親との幸せなひと時は、一本の電話によってインタラプションを受ける。そして、それぞれの思いを込めた最終決戦の幕がついに開かれる・・・。これは次回に期待せずにはいられない。しかも次回は俺の大好きな決戦前夜エピソードっぽいし。このアニメの力でそういう話をやりますか!やばいなー。

いやもう面白すぎる!エピソードがバラバラすぎるとか話が進まないとか、色々欠点は多い作品だと思うけど、それを補って余りあるキャラクターの力がこのアニメにはあるよ。それは単純に萌えキャラがかわいいっていうようなのとは少し違った*1、実際にNYの町に彼女達が生きて生活してるという確かな存在感。それがそのままこのアニメのテーマでもある「生きることとは?」という部分とリンクしてて、この子たちが生きてるとはどういうことなんだろう・・・?と考えさせられるのです。

*1:萌えキャラのかわいさも一つの力だと思いますが