ひまわりっ! 第02話「決して惚れてはならぬのです」

わー、なんか好きだなあこのアニメ。

今回はしきみのお当番回。恋するしきみがかわいくてたまりませんでした。「尊敬に値するか否か」というしきみの価値観を最初に見せておいて、知識豊富なナナフシに惹かれはじめていく・・・というなかなか憎い演出。結局最後は悲しい結末になると分かってはいるけど、別れのシーンは雰囲気出てました。二人ともお互いの記憶を消そうとしてて、自分の記憶も消そうと思ったけど結局消しきれなかったというのもよかったなあ。

月の形で時間経過を表してたり、かんざしと饅頭*1に一夜草のキラキラがついてたりと、演出的にも面白い回でした。

もうちょっと贅沢を言わせてもらえれば、小さな頃から忍者になるために死ぬほど厳しい修行を重ねてきたしきみが、退学のリスクを犯してまで恋をするということの意味について、しきみ自身で考えるところをもう少し掘り下げて見たかったかな。・・・いや、今回は最終的に恋よりも忍の道を選んだわけだから、このエピソードはしきみに恋を考えさせるきっかけに過ぎない、ということなのかも。掘り下げはもうちょっと後かなー。

と書きながら思ったけど、しきみの恋愛感情も、過去の記憶も、悲しい別れも、しきみの内面は全て彼女自身ではなく第三者の口から語られてるのね。この構成には何か意味があるのかな・・・。

  • 「学校では、ハヤト先生でした」って。なんか秘密チックでエロイ設定だな。
  • 河童みたいな米澤くん、ゆすらの彼氏らしい・・・。これは学校としてはOKなのか?
  • 手を握って顔を赤くするひまわり萌え。
  • 「それが恋の力というものよ」あすみたんの声で聞くと説得力あるなあ。

追記

http://www.starchild.co.jp/special/himawari/story_.html#02

見所
乙女心は綺麗なものです。
月と同じくらい綺麗なものです。
その気持ち、忘れていませんか?
春の夜長にしっとりとどうぞ。

見所を教えてくれるとは。スタッフの解説といえば、ローゼンのあらすじ紹介なんかが印象深いですが、こういうプラスアルファの要素があると嬉しいですね。そういえばなのはA'sのあらすじ紹介はほとんどオフィシャル解説文と化してたような。感想サイトとしては、公式サイトの情報が詳しいのはありがたいものです。

*1:饅頭は1つずつ食べるのかと思った