鍵姫物語 永久アリス輪舞曲 第04話「Little-Bill」

・・・どうしよう。

もうお話には突っ込まないことにすると、日常パートの女の子同士の絡みは結構面白かったりする。きらはかわいいなあ・・・。しかし、お話がどうしようもないのには困った。あまりにも唐突な出だしに、前回見逃したかと思ったよ。

永久アリス輪舞曲にパクられるってことは、ハラペコキャラはメジャーな萌え要素と認められたってことだね。やった。しかし腹を鳴らさないのはいただけないな・・・。

  • 木にぶつかるのは方向音痴とは言わなくね?
  • 自分の居場所を少しずつ奪われていく、というきらはの描写は意外とうまい。きらは絡みで1つシリアスエピソード作れるかもね。
  • 「お兄ちゃんに近づかなくなるかも」という理由で物語を奪おうとするきらは。お話に突っ込む気はないけど、それでも最低限物語を取られるということの重要性は見せて欲しいところ。そんな理由で取っていいなら、有人が必死で止める意味が分からん。
  • アンデルセン能力者だったらさ、「終わらないアンデルセン」の物語が取れるんじゃね?

「そうか、君は物語を奪うのは初体験なのか」
「そのまま思い切って鍵を突き刺すの」
「でも、なんだか怖いですの・・・」
「一度体験すればすぐに慣れる」

念心!合体! Go! アクエリオーン!!

あー!

唐突に気付いた。

パクリパクリ言われてるこのアニメですが、俺はずっと確信犯めいたものを感じていたのね。

で、思ったんだけど、いろんなアニメからサンプリングして構成されたこのアニメは、そのまま女の子の物語をサンプリングして「終わらないアリス」を作ることのメタファーになってるんじゃない??

そう考えると、サンプリングという要素は意外とこのアニメにおいて重要なファクターである可能性が出てきて、今の物語すら誰かの作った「終わらないアリス」だということも十分ありうる。むしろその方が今のメチャメチャなお話に対して辻褄が合うと思うし。

うーん、なんか「物語を作るための物語」というこのアニメのメタ的再帰構造の一端を垣間見たような。

って

あーー!!

「永久アリス輪舞曲」のタイトル。「輪舞曲」なんてまさに再帰構造のメタファーそのものじゃん!!