シュガシュガルーン 第27話「小さなハート、まっ赤なハート」

ショコラが凛に見える。いや見えない。

・・・とまあそんなことはおいといて。今回はわっくん・・・じゃなくて、みっくんとショコラのお話。

小さい子供でも本物の赤いハートが、っていうのが今回の主題なんだと思うけど、いまいち希薄というか、散漫というか。人間界のお正月を見せたいのか、わっくんのママの話をショコラのママの話にリンクさせたいのか、わっくんの恋の話をみせたいのか・・・。って、わっくんって書いてた。みっくんね。

ママのお話をしたいなら、ショコラに何らかのフィードバックが欲しいところだし、みっくんの恋を描きたいならショコラを好きになった理由や過程をもう少しじっくり見せて欲しかった。なにより、ラストが納得できない。ハートをとる作業は儀式であって、物語を進めるための手段ではないと思うのです。YESにしてもNOにしても、みっくんの真剣な気持ちに何らかの形で誠意を持って答えるべきではないの?それをいきなりハートとってリセット、っていうのは納得できません。

そもそもなんで子供のハートだと取れないのか。「本物の恋愛じゃないから」というけど、じゃあ何でハート出たのよ・・・?

と、いつも通りといえばいつも通りではあるんだけど、隙の多いお話だなあ、と。

デュークが蹴られてゴールするシーンは笑えた。ショコラの突っ込みもなかなか進歩してきた。