ふたつのスピカ 第19話「いま君にできること」

このアニメは全力で俺を殺り*1に来てるな!!

今回のマリカさまに萌えない人は、血の色緑色だとしか思えないな!!俺が粛正してやる!!もう俺は萌えすぎてどうしていいか分からなかったよ!!


さてさて。どうやらこのサバイバル話がふたつのスピカのラストエピソードになりそうだね。「いまできること」とか「口に出した言葉だけが真実じゃない」とか、アスミ、ライオンさん、かさねちゃんのエピソードをうまく絡めて一つの話を紡ぎあげる。ほんと、すごいよなあ。

マリカの理解者としてかさねちゃんを持ってくるとこもすごいっす。誰も味方がいないマリカだから、今回のことも基本的には自己完結してはいたんだけど、同じような立場のかさねちゃんと引き合わせることで説得力が格段に上がってきてるね。マリカと同じような気持ちを味わったかさねちゃんだからこそ、マリカの最大の(そしてたぶん唯一の)理解者になることができたのでしょう。

それでも「自分はいらない子だ」というマリカの悩みは、多分誰にも理解できないでしょう。でも、変にお為ごかしでごまかしたりしないで、自分の経験に重ねるようにちゃんと考えてくれるかさねちゃんはいい子だね。

堰を切ったようにかさねちゃんに自分の気持ちとか不安を吐き出すマリカは、萌えとか抜きにしてもいい場面でした。

さて、次回はとうとう最終回。マリカとアスミが対面したとき、どんなドラマが生まれてくるのか。期待半分、寂しさ半分みたいな。

*1:とり