Φなる・あぷろーち/W〜ウィッシュ〜
見た見た。いやー、結構面白かったね。どちらもゲーム原作ということで、ゲームの面白さがアニメにちゃんと表れてて楽しむことができました。
W〜ウィッシュ〜
まずはW〜ウィッシュ〜から。これは王道なつくりだなーとか思ってみてたら、最後の超展開にびっくり。Kanonか歌月十夜か。そしてふたりの妹のうち、どちらかを選ばなきゃいけないという究極の選択を迫られる主人公。これはどっちを選ぶんだろうかと思ってたら、一番無難なみんなでハッピーエンドを選んでしまうという結末にはかなり失望させられたよ。どっちも選ばないんだったら、このネタ自体やる意味ないんじゃないのかなあ・・・。
もっとも、ゲームのほうでは泉奈を選ぶエンディングと春陽を選ぶエンディングの2種類が用意されてるんだろうな。うーん、ゲームではどうなるんだろ、見てみたいなと思わせるので、ゲームの販促としては成功だったのかもしれませんな。今回のみんながハッピーエンドってのは、あくまでもプレイヤーの満足のためというか、ご都合主義でもハッピーエンドが見たい*1っていうヘタレプレイヤーへの救済措置でしかないわけで、それは決して本シナリオじゃないと思うんだよな。
そんなわけで、あのラストは残念でしょうがない。あと、「同時にふたりの妹は存在できない」っていう設定はかなり危ういな。穴だらけじゃないか。別に春陽を幼なじみにしなくてもよかったんじゃないかとか、物語の中核になる設定なのにかなりずさんな気がする。もう少し何とかならなかったのかなあ・・・。どちらかの妹を選ぶことが世界の運命と直結してるっていう設定自体は面白いと思うんだけど。
んで、その他の部分ですが、その他のシナリオは中身も何もないという感じで、ひたすらサービスに徹する演出には感心させられました。アニメの特性上、メインテーマをちゃんと扱えないのならこのアニメの役割はただ一つ、「二人の妹に萌え萌え」という表面上の設定を全うすることでしょう。南里侑香とか金田朋子とか千葉紗子とか、掘り下げれば結構面白そうなキャラをほとんど無視してひたすら妹萌えを追求。この姿勢はある意味正しいかな、と。
そんなこんなで、わりと楽しんで見ることができたかな。1話半パートってのも退屈しないで見れてよかった。
Φなる・あぷろーち
次はΦなる・あぷろーち。これはかなり面白かった。設定自体は超設定なんだけど、話の作り方自体はとっても丁寧で、ギャルアニメの(というか、ギャルゲーの)王道を行っててなかなか。ラストの怒涛の盛り上がりは最高のカタルシスでしたね。
キャラ萌えについても、表面的な萌えじゃなくて、ちゃんとキャラを掘り下げていった結果としての萌えが得られるようになってるし。西守歌とか、ああいう元気いっぱいな子が弱みを見せたりするのは王道ながらもやっぱりいいものだね。
チビキャラの使い方もなかなかうまい。最初はうざいなーって思ってたけど、毎回終わりに出てくるチビキャラがうまい具合に本編の補完をしてくれてたので話の切り替えがスムーズに行ったんじゃないかなあって思う。とくにお嬢シナリオが終わったときとか、次の話で何で花嫁を奪っておいて恋人解消してんだよっていう疑問の予防線をチビキャラの解説(「次はお前の番だぞ」みたいな台詞)で張ってくれたりするし。
ただ、最後の話は蛇足だったかもね。後日談みたいな話は大好きなんだけど、このアニメに関してはラストの盛り上がりがものすごかったので十分満足してしまったから。この盛り上がった気持ちのまま終わりたかったかなあ、っていうのがあった。まあ、最後の話もそれはそれで楽しかったけどね。物語としての結末を出してしまったからこそ、あそこまでキャラを壊せるわけで。
まあ、そんな感じで実に楽しめました。ゲーム原作で、ここまでキャラの魅力を引き出せればたいしたものだと思う。
そうだ。あと、皆口さんのキャラはなんで攻略できないんだよ!!それだけが心残りだ。
追記
感想集計を訂正して欲しいメールを出してみたんだけど、だいじょうぶかなあ・・・。
*1:加奈なんかやると、ほんとにそう思いますからねえ・・・