ふたりはプリキュア 第43話「激揺れまくり! 藤P先輩に届けこの想い」

・・・ゴメン、乳揺れまくりだと思った。マジで。

さて、今回ですが。俺的には前回の話よりもお気に入り。こういう恋愛とか日常の些細な出来事ですれ違うような話の方が、闇の世界に閉じ込められたりするよりもずっと心に響きますね・・・。

藤P先輩が好きだという唯に協力してしまうなぎさ。それが歯がゆいほのかは、つい正論の押し付けをしてしまう。やっぱりなぎさのこととなると、ほのかも自制心が効かないようで。昔のほのかが出てきてしまいましたね・・・。

「そんなこと分かってる!!・・・分かってるのに、それができないから苦しんでるんじゃない!!」

なぎさ・・・。この子はほんとまっすぐな子だね。普段は食べることしか考えてないように見えるけど、やっぱり年相応の女の子なんですね。

メップル、今回は珍しくカッコイイね。「ボクを見習うメポ。自分に正直だから、こんなにミップルとラブラブメポ」とか戯言を言うのかと思ったよ。余計な口を挟むわけでなく、ただ見守る。2人の信頼関係はここまできたんだ、と感慨深い気持ちでした。

そしてついに告白する唯。唯の台詞が自分の手紙と一緒だとショックを受けるなぎさ。そうだね、何も自分だけが藤P先輩を好きなわけじゃない。自分だけが心配してるわけでもない。なぎさが藤P先輩を好きなのと同じくらい唯も藤P先輩が好きなんだよね。なぎさは徹夜で手紙の文章を考えたけど、唯も徹夜で告白の文句を考えたかもしれない。「自分は特別」って、心のどこかで思ってたのかもしれない。なぎさだけではなく、テレビの前の俺も。

最後のシーン、ほのかはなぎさに質問するでもなく、責めるでもなく、ただそばにいる、そんな感じ。正論の押し付けでは力になれない、でもなぎさの力になりたいと考えたほのかなりの答えなのかもしれません。この状況で質問攻めにしても責めても何の解決にもならない、それなら少しでもなぎさのそばにいよう、なぎさと一緒に苦しんで悲しもう、そんな感じなのかなあ・・・。