恋だったのかもしれない
水谷真菜ちゃんに初めて会ったのは、8/16のネコプラとの2マンでした。
かたちゅー自体は何度も見ているので厳密には初めてじゃないけど。
メンバーを認識していなかったので、真菜ちゃんを真菜ちゃんとして認識したのはこの日が初めて。
近くで見るとこの子可愛いかもなーと思ってたら卒業発表してびっくりした。
さすがに卒業発表した日に行く気にはなれなくて、実際に初めましてをしたのは8/27の対バン(FreeK 春の大感謝祭・振替)。
ガッツリ釣ってくるとか色恋系の対応とかそういう感じではないんだけど、ナチュラルな対応ながらもチェキに来たことを素直に喜んでくれてて、いい子だなと思ったのだった。
で。卒業までにまた機会があれば会いたいなぁ、なんて思っていながら普通に過ごしていたら次に会うのは3週間も後の9/18になってしまった。
意識的に会いに行こうと思わないと会えないのがアイドルなのだ。このご時世なら尚更ね。
実はこの時期バイオリズムがメチャクチャ不安定で、メンタルがどん底になって非常にやばい状況だった。
本エントリの趣旨ではないので詳細は省くけど、複合的な要因をまとめて簡単に言えば「ネコプラに疲れた」という事になると思う。
今日は水谷真菜ちゃんに会うために来たみたいなとこがあったので会えてよかった。ちゃんと見てみるとかたちゅーも悪くないですね。
— ザ・コバヤシ🐣 (@kkobayashi) 2020年9月18日
今週の頭くらいに謎の(複合的な原因はあったのだろうけど)メンタル低下がひどくてアイドルはもういいかな・・・くらいバイオリズムが落ちてたんだけどおとといの対バンで水谷真菜ちゃんに会ってすごい癒されたので今日も会いに行ってとても楽しかった。アイドルに救われてばかりの人生だった。
— ザ・コバヤシ🐣 (@kkobayashi) 2020年9月20日
これは誇張ではなく本心で、もともと安い通常エリアのチケットを取っていたしメンタルも厳しいのでネコプラ単独なら多分干してた。
ボロボロのメンタルを引きずって渋谷まで来たのは真菜ちゃんに会える貴重な機会だったから。
そう、この時点ではまだ「ネコプラと同じイベントに出てたら」というエクスキューズが必要だったのです。そういう思考回路になってる時点でメンタルやばいよねって話はある。
この時も特に大した話はしてないし、何なら認知もなかったけど(それはそう)、不思議と真菜ちゃんと話した後はすごく気持ちが楽になったんだよね。
メインはネコプラなんです~という話をしたら「27日の昼イベントあるよ(夜は同会場でネコプラのイベント)」と教えてくれて、ネコプラのついでに行けるじゃんやったー!と思ってチケットを取って、「じゃあ次は27日に会おうね」という話をしてその日は終わった。
・・・結果的には夜のネコプラを干して真菜ちゃんの卒業公演に行ったのでネコプラのついでも何もなかったのだけど(笑)
27までに何かイベントあるかなーとチェックしてたら行けそうなイベントがいくつかあって、小さな会場だけど逆にちゃんと近くで見る機会ができてよかった。
すでに決まってる予定もあったし、推し始めくらいのフェーズだったのでさすがにリソース全振りはできなかったけど、卒業直前までイベントをたくさんやってくれたのはありがたい。
運営の視点からすると嬉しくはないと思うけど、血眼になってチケットを取らなくても普通に近くで見れて、チェキ列もあるような無いような・・・みたいな現場のゆるさで、ネコプラに疲れた身には心地よかった。
推しのレスに気づかない選手権で優勝できるくらい気づかない自信のある自分でも、真菜ちゃんが目を合わせてくれたと思う瞬間がいくつもあって、久しく感じていなかった推しが自分を見てくれている喜びがあった。
初めて会った代アニLIVEステーションでは2列目だったのに全く目が合わなかったので、短い時間でもそういう関係性の変化が実感できたのも嬉しかった。
・・・なんて言ってるうちに卒業の日が来てしまった。9/18からの出来事なのでそりゃあっという間だ。
やっぱり卒業の日ともなると色々と「自分は真菜ちゃんのどこが好きになったんだろう?」みたいなことを考えてしまう。
卒業が決まった子に急にハマって通ってしまう、この状況は2016年の今ごろの自分とすごく似ているかもしれない。
福岡のアイドルがあれほど好きだった自分が急に長崎の子にガチで恋してしまう・・・という当時の状況は異常すぎるので今とはさすがに比べられないけど、メンタリティの方向性としてはすごく似ている。
アイドルに対してそういう思いを持つのはあれが最初で最後だろう、と思っていたので似たような状況だと気づいたときは驚いたな・・・。
真菜ちゃんは「ガチ恋枠だね笑」と言って素直に喜んでくれて、あぁこんなおっさんがガチで恋しちゃうとか言っても喜んでくれるなんて天使かな?となるよね。
そして卒業公演。もともと卒業公演はネコプラのイベントで行けないから同じ会場の昼イベントを取ったはずなのに、気づいてみたらネコプラ干して卒業公演に来ていたという。脳のバグである。
アイドルに対してこういう気持ちになったのは本当に久しぶりで脳がバグっていくのが分かっていてもやっぱりどうしようもないものだな。
— ザ・コバヤシ🐣 (@kkobayashi) 2020年9月27日
卒業公演のソロ曲で真菜ちゃんが選んだ曲は平井堅の「僕は君に恋をする」だった。
アイドルになる前から「こういう曲を卒業のときに歌ってみたい」と思っていたと話していた通り、好きな人に対する感謝と別れの思いがこもった曲。こんな曲を推しの卒業で歌ってくれたら泣いちゃうじゃん・・・。
ちょうど昼に「出会うのがもう少し早かったらガチ恋になってたかもしれない」という話をしたばかりだったので余計に刺さったのだ・・・・・・
— ザ・コバヤシ🐣 (@kkobayashi) 2020年9月27日
ちょうど自分の今の状況にピッタリだったというのもあってメチャクチャ刺さってしまった。
自分がライブで泣いたのは本当に珍しい。記憶してる範囲ではI'S wing解散ライブのとき以来だと思う。もう3年も前の話になるのか。
ひとしきり泣いた後にスピーチがあって、最後の曲は「モノローグ」で締め、というのも出来すぎなくらい素晴らしい構成で本当によい卒業公演だった。
気になったタイミングがちょうど卒業発表で、その日に行かなかったのは正直「卒業する子に今さら行ってもな・・・」というのが大きかったと思う。
今日の裏テーマとしてこないだ行きそびれた水谷真菜ちゃんに会いに行くというのがあったのだけど無事にはじめましてできてよかった。もうすぐ卒業するんだから今さら初見で行ってもアレかもだけど、伝えておいた方がきっと良いかなと思って。いい子だった。。
— ザ・コバヤシ🐣 (@kkobayashi) 2020年8月27日
その後ツイッターを掘ってみると端々でいい子なんだろうなということが伺えたし、せっかく会う機会があるなら「卒業直前というタイミングでも新しく好きになるオタクがいるんだ」ということを伝えたくて、それが少しでも最後まで頑張るモチベーションになってくれたらいいなという気持ちだった。
だから元々はそれが伝えられた時点で満足だったし、あとは何かのイベントで一緒になったら会いに行こうかなというくらいのテンションだった。
いま思い返しても、やっぱりターニングポイントは9/18のイベントだったんだよな。当時メチャクチャメンタルが落ち込んでいたのもある意味運命だったのかもしれない。
特に会話が盛り上がるとか釣りがすごいとかではないんだけど、真菜ちゃんがニコニコして迎えてくれて、適当な話をしているだけですごく楽しかったし不思議と癒やされた。
水谷真菜ちゃん、顔が小さくて小柄でダンスはフワッとした軽い感じで「この子は妖精さんか何かなのでは」みたいな事を思いながら見てた。
— ザ・コバヤシ🐣 (@kkobayashi) 2020年9月25日
「泥まみれランニング!!」でジャンプしてるときのフワッと感が好きだな、とか、ライブ中に目をつぶってる表情が可愛いな、とか、物販でループしたら「おかえり」って言ってくれるの嬉しいな、とか見ていくうちに気づいていく事も色々あって。
でもそういうのは「全部後付けみたい」なのかもしれない。
KATA☆CHUの曲も今までは「普通すぎる」とか「曲の区別がつかない」とか散々こき下ろして来たのだけど、ちゃんと聞いてみると良い曲が多いしエモい曲もたくさんあるね。
たぶん自分のことを多少なりとも知ってる人が見たら「えっ何でかたちゅーなん??」ってなると思う。自分でもそう思う笑
今まで気づかなかった事を気づかせてくれたのも真菜ちゃんのおかげだった。
その気持ちを恋と呼ぶにはあまりにも早い、生まれかけの感情。
1年早く・・・いや1ヶ月早く出会っていたら、もしかしたらアイドルとオタクという関係性ゲームを超えた「好き」が生まれていたのかもしれない。
そんな夢を見ているような1週間でした。
こんな卒業ギリギリのタイミングで出会ってくれてありがとう。真菜ちゃんが次の夢を叶えるのを遠くから応援しています。