だいそかくのはなし

ずっとモヤモヤするので書いておくことにした。

ソカク後のチームメンバーを見てみたら、確かに巷で言われるようにHKTは他チームと比べて動きが少ないように見える。元々クラス替えが発表されたばかりで新体制に移行すらしていない状態での参加だったし、そもそもクラス替えの時点で徹底的に真っ二つに分けられたこともあって、チーム内シャッフルに関してはどうなろうとショックは無い。

やはりショックなのは、ちよりとまりかの移籍ということなんだろう。この二人のいないHKTなんて考えられない。二人のいないHKTを、そして他所のチームでバラバラに活動する二人を、俺は受け入れることができるのかなあ・・・。正直よく分からない。自信がない。

そして、「兼任したい=HKTがイヤ」じゃないことは頭では分かってるけど、でも、やっぱりみんな兼任したいって思ってるんだな・・・というのも少なからずショックだった。新しいことにチャレンジしたい、環境を変えてチャンスを掴みたい、という気持ちは分かる。でも、それってHKTじゃ無理なことなんだろうか。HKTを成長させていくことで自分も大きな存在になっていきたい、ではなく、HKTじゃなくてもチャンスさえ掴めればどこでもいい、むしろAKBに入れるなら入りたい、って思ってるのかなあ・・・。「SKEに行きたかったけど却下されたのでHKTでがんばります」なんて言われて、「いつか兼任できるといいね!がんばって!」なんて応援する気持ちには、今はとてもなれなそうだ。

そりゃ「メンバーにとってはチャンスだ」とか「必要とされて行くことは光栄なことだ」とか「どこのチームにいても応援し続けるのがファンだ」とか、あるべき正しいファンの姿というのは頭では分かってるけれど、そういうポリティカルコレクトネスは現実において何の説得力も持たない。自分は、メンバーのグループに対する思いを信じきることも、例えどうなろうとグループを応援し続ける覚悟を決めることもできない、中途半端な箱推しでしかないということを痛感させられた出来事でもありました。

HKTに出会って、世界が目まぐるしく色を変えていくのに惹かれて、ただただ夢中になって今まで付いてきたけれど、この辺でちゃんと立ち止まって考える時期に来たのかもしれない。「ただ楽しむ」だけならば深入りせずに距離を保てばいいだけの簡単な話だけど、できる限り本気で向き合っていきたいと思っているので。

あとは個別事象についていろいろ。

中西智代梨(チームA移籍)谷真理佳チームE移籍)

最初に知ったときはショックというか「何でだよ!HKT捨てるのかよ!」という思いがまずあって、言ってみれば彼女からいきなり別れ話を切り出された男みたいな気持ちになってた。

ただ、伝え聞いた2人のリアクションや、メンバーのG+を信じるならば、移籍の話は予想外だったということのようで。ということは少なくとも自ら志願して移籍したんじゃないということになる。そう考えるとだいぶ救われた感じはある。我ながら器の小さいヤツだとは思うが・・・。でも、もし自分から志願して移籍したのだとしたら、俺は2度とこの子たちの顔をまともに見ることができないと思う。だから真偽や裏の事情はどうあれ、「チームAやEに請われて移籍することになった」という大義名分があることが俺にはありがたい。

それでも、何で兼任じゃなくて移籍?という思いはどうしても納得できなくて。2人のことを考えて移籍という判断を下した、というよりも、先に移籍ありきで、各グループごとに誰かしら移籍はさせなきゃいけないという指示があって、年齢や実力を考えるとちよりとまりかしか動かせない・・・という政治的理由だったんじゃないの?とか邪推してしまう。

なんにせよ、真相は分かるべくもなく。さっしーがスタッフと話して納得したのなら、それは少なくとも2人にとってはよい移籍なのだろう、と望みを託すしかない。さっしーの2人に対する思いを、HKTに対する思いを、俺は信じている。

ちょりまりの絆が俺は本当に大好きだったし、2周年記念公演でやった「禁じられた2人」をいつか大きな舞台で・・・という夢を見てもいた。それは永遠に叶わない夢となってしまった。

2人の新しい環境での活躍を祈る・・・と本当は言いたいのだけど、今はただ辛い。

宮脇咲良(チームA兼任)

良いことの殆どなかった今回の件で、もしかしたら唯一と言っていいかもしれない、嬉しいニュース。

メンバーが兼任したいって言うのが嫌だってさっき書いておいてなんだけど、さくらに関しては例外。人気も実力もトップクラスのさくらに対して、いくらなんでも不遇な出来事が続きすぎた。選挙であれだけ結果を出して、握手人気も十分あるのに、運営に推されるのはいつも他の子。

それでも、セルフプロデュースの上手さで自ら道を切り開いてきたさくらはすごい。自分よりも年下の後輩が沢山入ってきたこと、成長して背も伸びてきたことを考えてロリキャラからの見事な脱却を計ったのは本当にすごい。今はなこみくも出てきてロリキャラは完全に2人のものになってしまってるわけで、この現状まで視野に入れてのキャラチェンだったとしたら脱帽するしかない。

ただ、それでもなお、今のHKTにさくらの実力に見合ったチャンスを与えることは難しいのだと思う。だからAKBという大きなキャパシティを持った箱で活動するチャンスを作ることは必要なことだと思うし、下り坂と言っても日本一のアイドルグループであるAKB48の看板チーム、チームAの兼任になるということは、さくらの実力を認めてるということでもあるし。てっきりB兼任なのかなーと思っていた。

兒玉遥チームK兼任)

さくらがAならはるっぴはK、というのはバランス的にもよい。はるっぴに関しても、今のHKTのキャパシティでは2人の実力に見合った待遇を用意することができないのだと思う。もちろん運営がさくら&はるっぴのツートップを徹底的に推す、という方針であれば別だけど、全員に光を当てる方式だと2人にはちょっとつらいかもしれない。

他の大部分のメンバーに関しては、兼任したがる前にHKTでできること・やらなきゃいけないことが沢山あるだろって正直思うよ。こんなにチャンスをもらってるんだから。

朝長美桜(チームB兼任)田中菜津美チームS兼任)村重杏奈チームN兼任)

めるじゃなくてみお、というのも個人的には納得できる。さくらほど器用にはいかないながらも、自分なりに変わろうとしてる最近のみおが俺はすごく好きだし応援しているから、新しい環境に行ってみるのはいいタイミングなのかもしれない。

なつみかんと村重に関しては、まあ頑張れというしかない。みおりんとか大場さんみたいに、向こうで頑張ったばかりに兼任から移籍に・・・ってなることだけが心配。

山本茉央(ドラフト)矢吹奈子(昇格)田中美久(昇格)

正直な気持ちとしては、まだ早いと思ってる。

ちょりまりの移籍といい、あれほど拘った16人制をあっさり崩して3人を正規メンバーに入れたことといい、今までのHKT運営のやり方とはあまりに外れてて、やっぱり政治的理由じゃないの?って思ってしまう・・・。なんにせよ、3人が潰れないように支えていきたい。同時に、残された2期の子たちが腐らないように・・・。

草場愛(昇格)深川舞子(昇格)

嬉しいかどうか、と言えば嬉しい。まなみんは年齢的に、まいこむはキャリア的にギリギリのところだったから、今昇格できたことは嬉しいよ。どれだけ辛い思いをしてきたかも知っているし。でも、だったらなおさら大分で昇格させてあげて欲しかった・・・。ちよりとまりかが移籍した分の昇格だろうから、そうも行かないんだろうけど・・・。

大分で昇格を逃して、心が折れてもおかしくない2人だっただけに、それでも研究生としてやっていく覚悟を決めた決意には感動した。なのに、1月も経たないうちに梯子を外された感じも否定できない・・・。いや、だからこその今回の昇格だったのかもしれないが・・・。

木本花音(チームKIV/チームE兼任)

かのんちゃんの兼任は素直に嬉しい。SKEファンの人は複雑な心境なのかもしれないが・・・。パーソナリティに関してはほとんど分からないのだけど、きっと博多でもうまくやっていけると思う。みんないい子だよ。「博多に来てよかった」と思ってくれたらいいなあ。

松井玲奈乃木坂46/チームE兼任)生駒里奈(チームB/乃木坂46兼任)

HKTとは関係ないですが。

玲奈さんがどうって言う訳じゃないんだけど、乃木坂と48Gの距離感の保ち方が好きだったので、こうして48Gの都合に組み込まれるのは正直いい気分ではない。玲奈さんが乃木どこに出てたり、コンサートで「乃木坂の詩」を歌ったりするの、想像できないなあ・・・。16人のプリンシパルはスケジュール的に無理じゃないか?とか。

誰も来てほしくないけど、敢えて言えば、まゆゆだったら「さばドル」が現実になった!と思ってちょっと嬉しいかもしれない。まゆ坂のこともあるし・・・。まあ絶対無理だろうけど。

・・・という俺のような輩の気持ちも玲奈さんはちゃんと分かってるのも知ってる。ブログも読んだ。だから受け入れていきたいって思ってるし、受け入れることができる・・・と思う。

生駒ちゃんがBに行くのは、特にAKBに思い入れがないせいか、面白いんじゃないのって感じではある。温度差!

指原莉乃(劇場支配人兼任)尾崎充(劇場支配人)

異動ではないですが。さっしーと尾崎さんが支配人のままでいてくれること、嬉しかったです。