パパのいうことを聞きなさい! 第11話「逢いたい時にあなたはいない…」

空ちゃんが悶々とした妄想を繰り広げる話。空ちゃん溜まってるの?おじさんで良ければ相手してあげるお!

父親としてイイ感じなんですよ!とか莱香センパイにチョーシくれちゃってた祐太くんでしたが、空ちゃんの部活のことも美羽ちゃんの貧血のこともひなの風邪のことも気付かないという失態をやらかす。

それをおばさんに指摘されて、3人を手放すことを考える祐太くんなのですが・・・。まあ正直言って手放した方が絶対いいよね。どう考えても今の生活は限界を超えてるし、続ければ破綻するしかない道だし。ずっと一緒に暮らしてた祐太でさえ気付かない事を気付いてたってことは、それだけおばさんたちも本気の愛情で3人を気に掛けてたって事だと思うし。

両親の死後バラバラに引き取られ、もしかしたら親戚をたらい回しにされるような生活をしていたかもしれない3人。しかし祐太の行動によって大人たちが3人を引き受ける覚悟を決めることができたと考えれば、彼の能力とキャパシティから導かれる未来の中では最良のハッピーエンドじゃないだろうか?そもそもの動機が3人は一緒にいなきゃダメなんだ!という思いだったわけで、それが叶うなら引き取るのは祐太じゃなくていい、いやむしろ祐太じゃない方がいい。

そこを押してまで、3人じゃなくて4人じゃなきゃダメなんだ!というほどの強い関係性は感じられないよなあ・・・。ただ、作品としては大人に手渡してめでたし、って訳にはいかないんだろうし、その辺の理由をどう見せてくるのでしょうかね?