今日も今日とて

こんな時間まで起きてしまっているのですが、そんなことはどうでもよく。

学美が真っ白なノートに自らの手で装飾を加えるシーン。いろいろ各地の感想を見てみると、あそこの高揚感を賞賛しているところは多くても、それが友達ズ*1にフィードバックされていないことに言及しているところは全くないのね。視聴者は知ってるからOKってことなのかしら。学美の高揚感が高くなったのであればあるほど、それが妄想演説という形でしかフィードバックできてないことが気になるのです。そんなにノートでテンションあがったのなら、なぜノートを持っていかないのかと。

「生徒会室を溜まり場にしたい」と人の繋がりを重要視するようなことを言っていますが、やっていることは自己完結と価値観の押し付け。友達に迷惑をかけないように悩みのない振りを装う気配りはできても、日曜の夜中に学校に呼び出す迷惑には気が回らない。自分の道を突き進むエキセントリックな言動を見せる一方、「わくわく」の議題はあっさり取り下げ「さっきは助かったよ」と迎合する。こうしてみると学美の言動は矛盾だらけです。

もちろんそれがいいか悪いかは最後まで見ないと分からないので何とも言えないんだけど、少なくとも現時点では違和感を与える原因の一つだと思う。ただ、萌え風の絵なのに暗そうに見えるお話や、妙にアバンギャルドなOPなど、大きなレベルでも矛盾・・・というか、相反する要素がひとつになってるように見えます。なのでもしかしたら、すべての違和感はラストへの伏線なのかもしれないですけどね。

追記 1/27

あえてタイトルを書かなかったのはキーワードよけなんですが、色々と反応していただいて改めてこのアニメの話題性を思い知らされたりしました。脳内補完で語れるネタがあるというのは感想サイトとしては喜ぶべきなのでしょうが、アニメファンとしては「今週も面白かった」という頭悪い感想を毎回書くようなアニメになって欲しいな・・・と思っていたのですけどねー。複雑です。

*1:名前忘れた